格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC123総評

唯一放送されなかった第1試合では、タイソン・グリフィンがニック・レンツにスプリット判定負け。これで3連敗なので、リリースの可能性が高い(Sherdogのジャッジだと3者グリフィンになっていて、意外なジャッジだったとのこと。実際ジャッジの一人はグリフィンにフルマークをつけている)。
メインはいい勝負だったが、もっとはっきり白黒つけて欲しかった。ラウンドマストだとランペイジに2票入るのは納得出来るし、予想出来た結末だが、それでも少し納得出来ない思いが残る。DREAMのジャッジならLYOTO、SRCなら1,2Rイーブンで3RをとったLYOTOになるかもしれない。もちろん、最初からラウンドマストだとはわかっていたのだから、こんなことを今さら言ってもしょうがないが。LYOTOはもっと早くしかける必要があった。
一番いいのはランペイジが王者になり、5Rでの再戦が実現すること。ランペイジも試合後のインタビューでLYOTOとの再戦を約束している。
セミはペンの復活秒殺勝利。ここで負けたら進退の心配もしなければいけないところだった。次にまたライトに戻るのか、ウェルターで続けるのかはわからないが、どちらにしてもタイトル戦線に絡むことが期待出来る勝利。
前座ではエジソン・バルボーザが印象に残った。相手もUFCデビュー戦のルーローということで、今ひとつ実力が掴みにくくはあるが、あの強烈な打撃はインパクト大。腰も重い。しかしグラウンドになると上になっても何もやらなかったので、グラウンドが強い選手と当たったら案外もろいかもしれない。
ベストバウトはメイン。