格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★2/6パンクラスディファ有明大会展望

http://www.pancrase.co.jp/tour/2011/0206/index.html
メインはURAKENvs佐藤豪則のウェルター級タイトル戦。近藤のウェルター級転向で、にわかにウェルター級が盛り上がりつつあるが、URAKENは王者の中ではまだ影が薄い存在。存在感をアピールしたいところ。一方の佐藤は、地力はありながらも、いまひとつ活躍できていない。まだ25歳で、これがタイトルに3度目の挑戦だが、そろそろブレイクしないとこのまま微妙なポジションで定着してしまう。
セミは次期パンクラスエースの座に手をかけた鳥生が、DEEPからの刺客でGRABAKA所属という、二重の意味での外敵である石川を迎え撃つ。昨年の三番勝負では、1戦目に豪快にKO勝ちをしておきながら、2戦目窪田にドローで、ムラがあるところを見せてしまった。鳥生の場合、KO勝ちの次の試合こそが本当に実力を試される試合。前半は石川が組み付いてくる展開になるだろうから、そこで体力を削って後半に打撃でのKOを狙いたい。
近藤のウェルター級デビューの相手はベテラン長岡弘樹。なかなかしぶとい選手ではあるが、最近は若い世代の選手に踏み台にもされており、近藤も再出発のためには勝って当然というだけでなく、一本・KOが義務付けられるという点で、楽ではない試合。
ウェルターはもう一試合。山宮vs窪田のパンクラスでしか組めないOB対決。窪田はなんとジャイアントスイングを予告。俄然注目度が上がってきた。
バンタム級では挑戦者決定選考試合が3試合。ランキング1位の川原は、不得手なグラップラーの村田が相手で、しっかり成長したところを見せたい。注目は佐藤将光。SRCではWECでも活躍した田村彰敏を相手にスプリット判定まで追い込む健闘を見せた。まだ22歳の伸び盛りなので、ここで実力者赤井を破るようだと一気にブレイクの予感。
他、田中“キン肉万太郎”章仁のデビュー戦など、本戦第2部だけで12試合。今回はUFC126とバッティングしているため残念ながら観戦できず。2日後にSAMURAIで中継されるが、2時間枠ではとても全ては入り切らないだろう。前半の第1〜3試合も活きがいい選手が揃っているので残念。