格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC126会場観戦記 その1

2/4〜8までの旅行記にするつもりですが、まずは会場の観戦記から。メモを取っていないし、速報性もないので、試合内容よりも会場の雰囲気等を優先させます。
チケットに記載されている開場は3時15分。開場の30分ほど後に入場するつもりだったが、歩き疲れたので、とりあえず会場周辺で休むことにした。一度入場口を見ておこうと思い行ってみると、すでに行列ができている。UFCは人が集まるのはメインカードからだと思っていたが、実際には開場と同時に入る熱心なファンがいるようだ。

行列に並んで待つ。先頭は、空港にあるような金属探知機のゲートが5つほどあり、手荷物も検査される。持ち込み禁止なのはプロ用のカメラ・動画撮影機材・武器(ナイフ・銃)など。動画撮影機材に動画撮影できるデジカメも含まれるかと思ったが、特にチェックはされなかった。
開場の15分ほど前にセキュリティチェックが始まる。ゲートで手荷物を見せたところ、ペットボトルの水があったので、それをカップに移すように言われる(カップはその先のテーブルに置いてあった)。このへんは日本のイベントと同じ。その先に本当の入場口がある。同じように5列ほどで並ぶ。ここでチケットを見せるのだが、すぐには入場が始まらず、開場時間を少し過ぎてようやく始まった。
チケットはいわゆるEチケットで、チケットマスターなどで購入した場合は、ウェブからチケットを自分で印刷して持っていくことになる(自分の場合は旅行会社が印刷したものをもらった)。

入場口では係員がハンディのバーコードリーダーをもっていて、チケットのバーコードを読み取る。しかしここでトラブルが発生。Eチケットではなく、取扱い業者が発行したチケットのバーコードが読み取れないらしい。自分の前にいた客もそのチケットを持っていて、そこで流れが止まってしまった。結局、5分ほどして、読み取れないチケットを持っている客は別の列に並ぶことになり、ゲートを通過できた。
中に入るとまずグッズ売り場が。

グッズはUFCのロゴ入りのものだけしかなく、選手のグッズなどは会場内では売っていなかった。ちょっと残念。需要はあるはずなのだが。

内部の飲食店は、ホットドック・ポップコーンやソフトドリンクを売っているフードコーナーと、アルコールを売っているバーがある。トイレは席数の割に少な目で、イベント中は行列が出来ていた。客が増えるメインカードが始まる前に済ませておいたほうが良さそう。


会場では優勝者には席のアップグレードを行ってくれるパンチングマシン大会を実施していた。参加者がマッチョ過ぎて、参戦する気にもならず。他にはUFCガールと一緒に撮影ができるコーナーもあった。
客はとにかくマッチョが多い。町中を歩いていると、平均して通常体格の日本人よりは一回り大きい感じだが、UFCの客はさらに一回り大きい感じ。ミドル級からライトヘビー級の客層が多い。男女比は男が多く、多分日本のイベントと同程度くらい。
会場は思ったよりは狭かった。日本の会場だと両国国技館よりもちょっと狭いくらいか。それでも客数は同じくらいなので、人の密度が高いのかもしれない。

座席を確認すると、なんと一番後方の席。元の値段は75ドルだが、代理店に支払った金額は4万2千円。それで最後方……。しかし、最後方でもわりと見易い。ビジョンは正面に大きめのものが一つと、4コーナーに1つずつの計5つ。グラウンドの攻防になると、ビジョンを見なければ厳しかった。
入場時に行列は出来ていたが、やはり第1試合から見る客は少数のようだ。客席はまばら。イベント開始予定時刻の4時半になると、UFCのテーマとVが流れ、続いて第1試合の煽りVが流れる。

これがイベント開始の合図の模様。日本のように入場式を行ったり、全カードが読み上げられたりはしない。そもそもほとんど客がいないのだから、わざわざ何かをする必要がないんだろう。さっさと両選手が入場し、前口上などもあっさり目で第1試合に。
UFCではラウンド終了時にホーンが鳴らされるが、ラウンド開始時はレフェリーの「Are you ready? Let's get it on!」などのシャウトで始まる。しかし、レフェリーはマイクを付けていないので客席(特に最後方)ではそれがまったく聞こえない。PPVなどではオクタゴン内の音もマイクで拾っているからいいが、会場ではよそ見をしているといつの間にか試合が始まっていたりする。
(続きます)