格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC127:BJペンvsジョン・フィッチ

このままメイン?メインの予想を行っている。打撃・関節技ではペン、テイクダウンとスタミナではフィッチ有利との展望。
前日計量でアンダー1kgだったペン。パワー・体格面での不利は明らか。
いきなり奪取で距離を詰めたペン。胴タックルへ。フィッチは金網にもたれて堪える。太股に膝を入れ合う両者。フィッチが体勢を入れ替え押し込み、逆にテイクダウン狙いへ。一度離れてパンチを入れ、すぐにダブルレッグに切り替えるフィッチ。しかしペンは堪える。逆に体を入れ替えると、パンチからダブルレッグの同じパターンでテイクダウン成功!バックに回る。チョーク狙い。フィッチが反転して上を取り、肘を落とす。蹴って距離を作り立つペン。すぐに組み付いてまたテイクダウンを狙うフィッチ。片足で耐えるペン。ホーン。
1Rはペンか。フィッチからテイクダウンを奪うとは。
ミドルを放ちバランスが悪いところにタックルに入られテイクダウンを奪われたペン。しかし金網を使って立つ。またフィッチが押し込んでテイクダウンを狙う展開。肘を入れてからダブルレッグに行くフィッチ。しかし、ペンは倒されない。また離れて、離れ際にパンチを打ち合う。パンチが入ったフィッチが鼻血。離れた。前に出ていくペン。またテイクダウン!立とうとするフィッチのバックに回る。が、また反転して上を取るフィッチ。残り1分。コツコツとパウンド・肘を落とすフィッチ。残り10秒で立ち上がるペン。そこでゴング。
2Rは難しい。テイクダウンを取ったペンか、最後の1分で上を取って攻勢に転じたフィッチか。
ラウンド開始と同時に右フックをヒットさせ、そのまま前に出てテイクダウンしたフィッチ。ペンはガード。蹴って距離を作り立ち上がるが、すぐに組み付くフィッチ。バックを取らせたペンだが、また下に。そしてフィッチのコツコツパウンド&肘。フィッチペースになってきた。小さなパウンドからコツコツと入れていくフィッチ。ノンストップでひたすら打ち続ける。ペンはディフェンスで精一杯。体格差でスタミナも切れてきたか?止まることなく打ち続けるコツコツパウンド。ペンは足で距離を取ることも出来ない。タイムアップ。
手を挙げて勝利をアピールするフィッチだが、会場からはブーイング。
判定へ。判定29-28フィッチ、28-28、28-28のマジョリティドロー。
3Rフィッチに2ポイント与えたジャッジが28-28ということだろうか。
1,2Rは体格差を感じさせない互角以上の攻防で、生きた伝説であることを証明したペンだが、3Rには完全にフィッチの攻めパターンに嵌ってしまった。やはり体格差が厳しい。5Rマッチならフィッチが圧倒していただろう。