格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★Strikeforce 「Feijao vs Henderson」予想と展望

カードはこちら。

ストライクフォース世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ハファエル・フェイジャォン(ブラジル)
[挑戦者]ダン・ヘンダーソン(米国)

ストライクフォース女子世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]マルース・クーネン(オランダ)
[挑戦者]リズ・カモーシェ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ティム・ケネディ(米国)
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)

<ライト級/5分3R>
ビリー・エヴァンゲリスタ(米国)
ホルヘ・マスヴィダル(米国)

ミドルとライトを自由に行き来するダンヘンが、かつての愛弟子キング・モーの敵を討つべくフェイジャオンと対戦。1年前には、ミドル級でジェイク・シールズ(UFCではウェルター級でカンプマン相手にスプリットにもちこまれている)に塩漬けにされて負けているので、ライトヘビーはきついんじゃないかと思っていたら、昨年12月にはレナート・ババルを1RKO。もう40歳なのにかつての爆発力を維持している。クートゥアやコールマンを見ても、レスラーは四十路になっても力が衰えない(まあ、コールマンはその後衰えてたけど)。
フェイジャオンはムエタイファイターで、モーのタックルを切ってスタンド維持していたところを見ると、腰が相当重い。ダンヘンもテイクダウンは難しそう。打撃ではモーよりも一発の重さはないが回転の速さがある。パンチでフェイジャオンを崩せるかどうかがポイント。
予想はフェイジャオンKO勝ち。
セミはミーシャ・テイトの欠場で、試合まで2週間を切ってからカモーシェが代役に決定。無敗とは言え、キャリア5戦での挑戦はちょっと厳しい。
メルヴィン・マヌーフがSF再登場。相手は前回ジャカレイとの王座決定戦に敗れた元グリーン・ベレーのティム・ケネディ。マヌーフはDynamite!!出場予定選手に名を連ねていたが、いつの間にか立ち消えに。試合間隔が半年も空くのは珍しい。ケネディは寝技も強い選手なので、グラウンドに持ち込まれると苦しいか。マヌーフは寝技のレベルを上げるのは無理でも、テイクダウンディフェンスと、テイクダウンされた後のリカバリーさえ身につければもっと上のレベルで活躍できるはず。
ケネディがチョークで一本。
戦極→ASTRAと流れたホルヘ・マスヴィダルがSF再登場。減量がきついためウェルター級に転向し、前回はシャークファイトでポール・デイリーと対戦した(判定負け)が、今回はまたライト級に。相手はビリー・エヴァンゲリスタ。ずっとSFの前座戦線を賑わしているのに、なかなかチャンスが与えられなかったが、まだ無敗。最近は育成大会のメインを張っていて、UFCリリース組のジョルジ・グージェウにも勝っている。このあたりの選手とDREAMライト級の選手の対戦も見たい。
予想はエヴァンゲリスタ判定勝ち。
残念ながら日本からの視聴は不可。前回実施したスカパーPPVは、今回は話題にも上がらなかった。SFのスカパーPPVはどこが窓口になっているんだろうか。次回、メレンデスvs川尻が行われる4/9のStrikeforceはPPV実施の可能性があるとのこと。