昨日の計量で、バンクーバーNHLチームのライバルチーム（ケンフロの地元）のＴシャツを着てブーイングを浴びたケンフロ。その日のことが伝わっていたのか、今日も入場時にブーイング。
ケンフロ、限界まで肉が削ぎ落とされている。必要な筋肉もかなり落としてしまっている感じ。胸板が薄い。
お互い蹴りの間合いで牽制。距離を詰めたケンフロが、ヌエスの左フックをくぐって組み付く。シングルからダブルに切り替えて倒そうとするが、ヌエスは堪えると逆にテイクダウン。しかしヒジを入れて立ち上がるケンフロ。離れた。ヌエスのローをキャッチしてテイクダウンを狙ったが振りほどかれるケンフロ。力強さがない。残り１分。ジャブを入れていくケンフロ。ベストタイミングでタックルに入りテイクダウン。ヌエスは十字狙いから立ち上がる。ヌエスの左がヒットし、ケンフロ後方にダウン！パウンドを打ち込んだところでホーン。
終盤のテイクダウンでケンフロかと思ったが、最後の最後にダウンを奪ったヌエスのラウンド。ケンフロ、減量の影響がかなり出ている。厳しい試合になってきた。
ケンフロがヌエスの左フックに合わせてタックルに入るが、腰が重いヌエスを倒すことが出来ない。諦めたところにヌエスが逆にテイクダウン成功。ケンフロは下からヒジを入れて三角へ。しかし抜けてる。ヌエス立ってスクート。またガードに飛び込んでいくヌエス。またスクート。ブレイク。ジャブを打ち込んでいくケンフロ。タックル成功。会場は即大ブーイング。ハーフから足を抜きにかかるが、ガードに戻される。ケンフロ強烈なパウンドを落とす。ホーン。
大差ではないが、終盤の印象でケンフロか。
ケンフロがダブルレッグでテイクダウン。健闘してきたヌエスだが、ちょっと差が付いてきたか？パウンド・ヒジを落とすとパスを狙うケンフロ。ハーフからマウントを伺う。またガードに戻したヌエス。しかしケンフロがパウンドを落としながらパスガード成功。サイド。ヌエス、亀になって立ち上がる。逆にテイクダウン狙い。離れた。パンチで前に出ていくヌエス。勝っていると思っているケンフロは無理に付き合わない。ジャブで突き放し、距離が迫ると首相撲からの膝。しかし残り２秒でヌエスの右フックがヒット！膝が落ちるケンフロだがすぐ立ち上がる。ホーン。
ほぼケンフロのラウンド。最後も完全なダウンではないし、ケンフロが取ったか。
29-28、29-28、30-27でケンフロ勝利。またフルマークが一人……。1Rも微妙といえば微妙だったが。
