格闘技徒然草

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★UFC132:ブライアン・ボウルズvs水垣偉弥

ローで牽制する水垣。ボウルズは遠い間合いからジャブをヒット&アウェイで当てていく。ボウルズが入ってきたところにカウンターを狙う水垣。静かな展開が続く。手数を増やしてきたボウルズ。水垣は組み付いて金網に押し込むが、ボウルズが体勢を入れ替える。残り30秒。ボウルズが押しこんで膝。マリオ・ヤマサキが残り15秒でブレイク。ホーン。
微妙だが、1Rはボウルズか。こういう微妙なラウンドを落としてしまうのはもったいない。Sherdogのジャッジは1人イーブン、2人水垣。
2R。ボウルズが接近したところにパンチを合わせていく水垣。けっこうヒットしているように見える。中盤、水垣のローをキャッチしたボウルズがパンチを入れるとバックに回る。四の字ロックでたすきからチョークを狙うボウルズ。仰向けのまま、バックからパンチを入れていくボウルズ。そのままの体勢でホーン。
このラウンドはボウルズ。水垣は3RKO狙いでいかないと。
先手を打ってパンチを放った水垣だが、ボウルズが組み付いて金網に押し込む。水垣も体を入れ替える。離れた。ボウルズタックル。ダブルレッグでテイクダウン。水垣は後ろを向いて立とうとするが、ボウルズにバックを取られる。おぶさったボウルズはそのままチョーク狙い。水垣は脇でボウルズの腕を固定してチョークを防ぐが、時間だけが過ぎていく。残り1分でブレイク。後がない水垣はパンチで出て行くが、ボウルズは下がって打ち合わない。セコンドからの「行け!」の声に後押しされて前に出る水垣。付き合わないボウルズ。タイムアップと同時に悔しい表情を見せる水垣。
29-28、30-27、30-27でボウルズ勝利。
差は余り感じられなかったが、微妙なところでラウンドを制するテクニックが、岡見以外の日本人には足りない。