格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC132:デニス・シヴァーvsマット・ワイマン

ワイマンのニックネームはなぜかハンサム。子供の頃、母親から「ハンサム」と呼ばれていたのを友人が聞いてあだ名になったんだとか。
ワイマンのタックルをこらえるシヴァー。至近距離でフックを振り回す。ワイマンは組み付くとバックを奪うが、シヴァーはすぐに金網にもたれて正対する。シングルに切り替えるワイマン。なかなか倒せない。離れた。組み付いたシヴァーが今度はテイクダウン。下からキムラを狙ったワイマンだが、腕を抜いたシヴァーはすぐに立ってまた打撃戦へ。接近してフックを打ち込むシヴァー。ワイマンテイクダウン成功。サイドについている。が、残り10秒。ホーン。
あまり差はなかったがシヴァーか。
ワイマンまたタックル。潰そうとするシヴァーだが、ワイマンはシングルに切り替えてテイクダウンを狙う。金網際での膠着となり、ブーイングが飛ぶ。ひたすらテイクダウンを狙うワイマン。シングルから股の間を抜けたワイマンが上に。シヴァーのガード。ヒジで額をカットし流血。下になると何もできないシヴァー。ワイマンが肘・パウンド連打。シヴァーの出血がひどくなる。脱出できず、下から仕掛けるわけでもなく、ただ耐えるだけのガード。ワイマンの肘&パウンドをもらい続ける。ホーン。2Rはワイマンが取り返した。
下になると技術がないワイマン。3Rもひたすら立ち続けられるかどうかの勝負になるか。
ワイマン、相変わらずタックル。そしてシングル。振り払って脱出するシヴァー。スタンドではパンチがほとんどフックの軌道。昔のシウバのよう。ワイマンもパンチで出て行くが、最後はやっぱりシングル。金網際で堪えると体を入れ替える。するとワイマンはギロチンへ。抜いたが今度はオモプラッタ。これも抜いて立った。しかし、蹴り足を掴まれると、軸足を払われてテイクダウンを奪われる。残り1分。今度はすぐに蹴って立ち上がるシヴァー。ワイマンはローキックでバランスを崩す。上になったシヴァーだが、タイムアップ。
3Rも微妙だがシヴァーか?
三者29-28でシヴァー勝利。ずっと勝ちをアピールしていたワイマンは、裁定が発表されるとレフェリーの腕を振り払い、オクタゴンから去る。
ブーイングも飛んでいたが、3Rはシヴァーで問題ない。2R攻められすぎていたので印象は悪いが。シヴァー、テイクダウン耐性はそれなりにあるが、グラウンドは穴が大きすぎる。ある種、五味的なファイター。