格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★「Fight Club Brazilian Stars」ペジシュンボvs白井速報

日本時間午前9時開始。
http://www.onlinefightchannel.com/?channel=3&action=view&eID=4
こちらでオンラインPPVが視聴可能。料金は9.99ドル=808円。
カードはこちら。

Main Event: デウソン・ペジシュンボvs白井祐矢
Co-Main Event: グローバーテイシェイラvsマーシオ・ペジパーノ
Ronys Torres vs. Eduardo Pachu
Alexandre Chambinho vs. Toninho Furia
Eduardo Kiko vs. Junior de Oliveira
 
Under-77kg GP
Daniel Acacio vs. Viscardi Andrade
Hernani Perpetuo vs. Edilberto Crocota
Reserve bout
Claudionor Fontinele vs. TBA

当初はムリーロ・ブスタマンチと対戦予定だった白井だが、今週に入ってからブスタマンチがケガで欠場。DEEPで石川英司に勝っているペジシュンボに変更となった。白井は2月のイギリスでは相手のポール・デイリーが体重オーバーのためノンタイトル戦に変更になり、4月のスウェーデンでは、相手のビエルクヘイデンがドーピングに引っかかって試合が消滅。海外の試合でトラブルが続いている。まあ、日本でもザロムスキーが試合2日前に相手が変更になったりしているので、開催地にかかわらずMMAでは良くあることと捉えたほうがいいのかもしれないが。
77kg級GPにはダニエル・アカーシオが出場。
イベント開始。第1試合は
エドゥアルド・フェリペvsジュニオールオリヴェイラ
エドゥアルド・フェリペがギロチンチョークでタップアウト勝ち。この試合がGPリザーブマッチだったのか?詳細不明。
エジベルト・"クロコッタ"・ジ・オリヴェイラvsビスカルジ・アンドラ
アンダー77kgGP(4人トーナメント)1回戦第1試合。クロコッタは2007年にUFC出場。ポール・テイラーとルーク・クモに連敗してリリース。SherdogによればGPはワンナイトでペジシュンボvs白井の後にメインで決勝が行われる模様。
今時の動画にしてはかなり画質は悪いが、取りあえず止まったりはしない。序盤、アンドラジが濡れたマットに足を滑らせ、急遽モップでオクタゴン内部を拭き出すというブラジルらしい場面が見られる。
しかし、前に出たアンドラジがまたマットに足を滑らせバランスを崩す。それを見逃さず、クロコッタがパンチをヒット。金網際に追い詰めてクリンチアッパー連打。一方的に打ち続けたが、ラウンド終了。
打撃でプレッシャーをかけるクロコッタ。アンドラジがタックルに行くが切られる。クロコッタが金網まで追い詰めてパンチラッシュ。クロコッタ優勢のまま2R終了。
ん?試合が終わった。クロコッタ勝利。判定3-0とのこと。GPは2Rなのか。
出場予定だったブスタマンチが呼ばれる。多分欠場の謝罪とかなんとか。ポルトガル語なので全くわからないが。
ダニエル・アカーシオvsエルナニ・ペルペトゥオ
PRIDE武士道パンクラス参戦のアカーシオ登場。武士道では高瀬にKO勝ち・三崎に判定勝ち・郷野に判定負け。パンクラスでは川村にKO負け。ペルペトゥオは修斗ミドル級1位で、米大陸王者。
画面が止まった……。動く気配なし。どうなっているのか。
動いた。2Rになってる。ノヴァ・ウニオンのペルペトゥオが優勢の模様。アカーシオはタックルに行くが、ペプートはアクビをする余裕のパフォーマンス。タイムアップ。
ん?3R??判定ドローで延長ラウンドの模様。シングルレッグを仕掛けるアカーシオだが、ペルペトゥオは堪えてパンチを入れる。スタンドでの打撃戦。ヒット率はややペルペトゥオ?手数は五分。タイムアップ。どっちになるか全くわからない。
ペルペトゥオ判定勝ち。
アレッシャンドリ・シャンビーニョvsトニーニョ・フリア
BTTトニーニョはロンスパにキックパンツの青木スタイル。テイクダウンを奪うとハーフから殴る。
カラーバーが映ってる……。音だけ生きてる。戻った。
ん?判定トニーニョ・フリア勝利。また2Rだったような。ユニファイドルールではないのか。判定ではなく、アレッシャンドリ・ファンビーニョが試合続行不能でTKO決着だった模様。
エドゥアルド・パシューvsホニー・トーレス
トーレスはノヴァ・ウニオン所属。昨年UFCに参戦するが、メルヴィン・ギラード、ジェイコブ・ヴォルクマンに連敗してリリース。
ダブルレッグでパシューを抱え上げたトーレスは、そのまま水車落とし。上になると、バックに回ってパウンド。チョーク。なんとか外したパシュー。しかしまだ上をキープしている。ハーフからアームバー。タップアウト。
トーレス完勝。
勝ったトーレスUFCフェザー級王者ジョゼ・アルドがトロフィーを手渡す。トーレスと同門だけど……。
エジベルト・"クロコッタ"・ジ・オリヴェイラvsエルナニ・ペルペトゥオ
ウェルター級GP決勝。セミ&メインの前にやるらしい。
試合前は額をくっつけあって激しく挑発し合ったが、試合が始まると両者慎重に。相手の間合いに入っていかない。牽制のローやジャブだけで1R終了。
2Rも打撃戦。ペルペトゥオが頭部をカットし、ドクターチェック。再開。その後もクロコッタがパンチ・ペルペトゥオがローを打ち合う展開が続くが、終盤にペルペトゥオが前に出てパンチを入れ攻勢。タイムアップ。判定なしで3Rへ。
ペルペトゥオの出血がひどくなり、2度目のドクターチェックに。頭部と右目上をカットしている。再開するが、今度はクロコッタのサミングで長めの中断。再開。また出血がひどくなりドクターチェック。再開後、パンチで攻め込むペルペトゥオ。タックルに行くが、クロコッタがギロチンに捕らえる。かなりタイトに入って絞め上げるが、タイムアップ。両者勝利をアピール。
スプリット判定でペルペトゥオ勝利。ヘンゾ・ハイアン・ハウフの父・カーロス・ホブソン・グレイシーがトロフィーを手渡す。
グスタホ・シムが挨拶。なんかバンドの演奏が始まった……。いつになったらセミが始まるんだ。バンドがまさかの2曲目。
マーシオ・ペジパーノvsグローバーテイシェイラ
ようやく試合再開。非ズッファ系重量級最後の大物・グローバーテイシェイラ入場。セコンドは同門のペドロ・ヒーゾ。元UFC戦極ファイターのペジパーノは最近はローカルで5連勝中。
いきなり前に出て右をヒットさせたテイシェイラ。ペジパーノのタックルをがぶってパウンド。離れた。またタックルに行くペジパーノだが潰されてパウンド。またスタンドへ。ペジパーノのタックルは全く通用しない。簡単に切られる。潜りスイープを狙うがまたパウンドの嵐。ハーフから肘。スタンドへ。一方的な展開。スタンドでも逃げ腰のペジパーノ。下手なタックル→潰されてスクートの繰り返し。1R終了。
tmt……。再開したら終わってた。テイシェイラがパウンドでボコボコにしてTKO勝ち。
デウソン・ペジシュンボvs白井祐矢
白井入場。落ち着いているように見える。地元のペジシュンボが赤コーナー。
タイミング良くタックルに入ったペジシュンボがテイクダウン。白井が背を向けて立ち上がると、そのままバックに付いておぶさる。おんぶからチョーク狙い。片腕を掴んで防ぐ白井。前に落とした。下になったペジシュンボはスイープを狙うが、上をキープした白井はサイドに付く。また潜ってテイクダウンを狙うペジシュンボだががぶる白井。スタンドで四つに。白井が四つから投げると、すぐに立ち上がらないペジシュンボの上になりパウンド。ペジシュンボが下から十字を狙うが防ぐ。1R終了。序盤にバックを取られた以外は白井のペース。その後はタックルも切れている。
ジャブをヒットさせたペジシュンボは組み付いてダブルアンダーフックで金網に押し付けて膝を入れる。ちょっと苦しそうな表情を見せる白井。ローブローだったか?レフェリースルーで続行。差し合いから体勢を入れ替えた白井が柔道スルーでテイクダウンを狙う。ペジシュンボがタックルに来ると潰して上を取る。ハーフ。下からしがみついているペジシュンボ。ガードに戻したが、肘を落とす白井。足で距離を取るペジシュンボだが、白井はパウンド。十字を狙ってくるペジシュンボだが腕は抜けている。白井パウンド。ホーン。このラウンドは完全に白井。ただ、決定的なダメージがあったわけではない。敵地ということで判定に委ねるのは怖いのでKOを狙いたい。
3R。両者やや見合い。待ちの態勢の白井に対して、ペジシュンボも攻めて来ない。じわじわ距離を詰めてパンチを入れる白井。ペジシュンボも単発のパンチを入れる。残り10秒。タイムアップ。
3Rは取られたかも。白井が最後出ていかなかったのは、1,2R取っていると思って逃げに入っていたのか。それとも出て行く余裕がなかったのか。
判定。デウソン・ペジシュンボ勝利。
1RはSherdogだと白井だが、敵地であることを考えるとバックを取ってチョークを狙ったペジシュンボに入ってもおかしくはなかった。3Rは確実に取りに行くべきだった。スクランブル出場のペジシュンボもスタミナに余裕があったとは思えなかっただけに、もったいない負けだった。
ベルトを巻くペジシュンボ。タイトルマッチだったの?
Sherdogによると判定は29-28、29-28、29-29の2-0だった模様で、観客からヤジも飛んだとのこと。