格闘技徒然草

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★UFC136:スティーブ・キャントウェルvsマイク・マッセンツィオ

ミドル級。
マッセンツィオは一度UFCをリリースされた後、UFC131でイゴール・ポクラチェックの代役として試合3日前のオファーで緊急参戦。その試合ではクリシュトフ・ソシンスキーに判定負けしたが、スクランブル出場のご褒美か、2度目のチャンスが与えられた。キャントウェルはブライアン・スタンを破り最後のWECライトヘビー級王者となったが、UFCではスタンにリベンジを許すなどこのところ3連敗。今回はミドル級に階級を落としての初戦となる。まだ24歳。
キャントウェルの右がヒット。ボクシングでキャントウェル優勢。さらにハイキック、前蹴り、飛び膝なども繰り出す。1Rはキャントウェル。
タックルに入ったマッセンツィオだが、テイクダウンは奪えず。マッセンツィオの左フックがクリーンヒットし盛り返す。左アッパーもヒット。マッセンツィオが押し始めるが、パンチからタックルに入るもテイクダウンできない。それでもパンチを顔面に集めてカットさせる。2Rはマッセンツィオのラウンド。
3R。序盤からマッセンツィオがパンチで攻め込むと組み付いてテイクダウン狙い。しかしやはりテイクダウンできず。パンチが入るマッセンツィオだが、その後すぐタックルにつなげて堪えられ膠着してしまう。打撃だけでも行けそうな気がするが。タックルをこらえたキャントウェルだが、引き込みへ。ガードから十字を狙うが失敗。スタンドへ。マッセンツィオのアッパーがヒット。金網に詰めてラッシュ。が、タックル。キャントウェルが堪えてネックロックに捕らえると、首相撲から膝を入れる。またマッセンツィオの左がヒット。劣勢ながらも打ち返していくキャントウェル。膝を入れるキャントウェルだが、マッセンツィオががぶって上に。キャントウェルが最後に膝十字を仕掛けるが浅い。タイムアップ。
最後もマッセンツィオか。
判定29-28☓2、30-27のユナニマスでマッセンツィオ。2,3Rは文句なく取っていたが、いいパンチが入った後にタックルに行かずにパンチを打ち続けていればKOできていた気がした。4連敗のキャントウェルはリリースか。