格闘技徒然草

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★UFC136:デミアン・マイアvsジョルジ・サンチアゴ

ミドル級。ブラジル人対決。今回はアメリカ人ファイターが多く、他国の選手はこの二人とジャン・ティエカンとセミのジョゼ・アルドだけ。
組み付いて押し込んだマイアだが、サンチアゴが膝を入れて突き放す。パンチを入れていくサンチアゴに対し、マイアもパンチで応戦。胴タックルからテイクダウンに成功。サンチアゴのハーフガード。足で距離を取り、巴投げ気味にマイアを崩して立ち上がる。飛び膝をヒットさせたサンチアゴだが、それをキャッチしてマイアがテイクダウン。蹴り離そうとするサンチアゴだが、マイアが上をキープしたままラウンド終了。1Rは上をとった分、マイア。
タックルに入られない距離をキープして蹴っていくサンチアゴ。マイアが距離を詰めるとパンチで引き剥がす。しかし、マイアは組み付くことに成功するとテイクダウン。ガードから抜け出せないまま時間が過ぎていく。ホーン。2Rもマイア。サンチアゴはもはや一本・KOで勝つしかない。
つまらない展開に場内からはブーイングが飛ぶ。
サンチアゴのセコンドには最近静かな?JZカルバンがいつものようについている。
疲れも見えているマイアは逃げ切り体勢。ダブルレッグからバックに回るとスタンドでバックキープ。投げてテイクダウン。残り2分。パスは許さないサンチアゴだが、下から攻めることもできない。マイアのポジションキープwithこつこつパンチにまたブーイング。こつこつ入れつつパスしたマイア。横四方→上四方→横四方→足をまたいだマウントと一周。ハーフに戻したサンチアゴだが、何も出来ず。タイムアップと同時に大ブーイング。
ジャッジは3者ともフルマークでマイア。サンチアゴ、UFC2戦目もいいところなし。相手が強かったこともあるが、タイトル戦線に絡む試合がしたいなら、階級を落とすという選択も必要か。
前座はすべて判定決着に。判定でも面白い判定・物足りない判定・退屈な判定と色々あるが。