格闘技徒然草

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★UFC136:アンソニー・ペティスvsジェレミー・スティーブンス

ライト級。UFCデビュー戦でクレイ・グイダに破れてタイトル挑戦権を失ったペティスと、UFC12戦7勝5敗のベテラン中堅ファイター・スティーブンス。ハファエル・ドス・アンジョスに勝っているくらいで、特筆すべき戦績はない。ベテランとはいえ、まだ25歳。ペティスはさらに若い24歳。レフェリーはケリー・ハットリー。
前に出たスティーブンスがテイクダウン。UFC初戦でも固められて負けたペティスだが、また簡単にテイクダウンを奪われてしまった。下から三角・十字を狙うが、蹴り離して立ち上がる。スピーディな打撃戦。組み付いたスティーブンスが金網に押し込んでテイクダウン。しかし金網にもたれて立ち上がる。離れた。ラウンド終了間際にカポエイラキックを見せるペティス。1R終了。
1Rは打撃での差がなかったので、テイクダウンの分だけスティーブンスか。
ペティスが虚を突いたダブルレッグでテイクダウン。パスしながらパウンドを入れるとバックを狙う。チョークを狙うがスティーブンスがガードに。金網を使って立ち上がるスティーブンス。バックをキープしているペティスは切り替えしてまたテイクダウン。また立ち上がったスティーブンスをすぐにテイクダウン。が、また立たれる。バックに回ったペティスにスティーブンスは桜庭ロック狙い。腕を抜いてチョークに行くペティス。残り時間が少ない。十字を狙ったが抜けてホーン。2Rはペティス。
胴タックルでテイクダウンを奪うスティーブンスだが、ペティスは三角を狙っていく。スティーブンスがディフェンスすると蹴って距離を作り立ち上がる。今度はペティスがタックルに行くが、倒せずに引き込み。スクートからエレベータースイープで倒すが、スティーブンスもすぐに立ち上がる。そのまま金網に押し付けてテイクダウン。すぐ立つスティーブンス。また倒す。また立つ。さらにテイクダウンを奪おうとしたが、スティーブンスが堪えて下に。しかしすぐ三角・十字狙い。スティーブンスが嫌がって離れた所で立つ。残り30秒。スティーブンスが金網に押し付けてテイクダウンを狙う。タイムアップ。両者勝利アピールをするが、3Rはペティスか。
ジャッジ割れた。29-28ペティス、28-29スティーブンス、29-28ペティスのスプリットでペティス勝利。
テイクダウンを奪われてもすぐに立ち上がった所に成長が見られたペティスだが、中堅のスティーブンス相手に互角の勝負をしていて、UFCライト級でのランク付けがいまいち分からない。