格闘技徒然草

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★UFC on FX2:オッズ/予想と展望

オッズは5Dimesより。

ウェルター級/5分3R>
アゴ・アウベス(ブラジル)1.74
マーティン・カンプマン(デンマーク2.15

<フライ級/5分3R>
ジョセフ・ベナビデス(米国)1.10
漆谷康宏(日本)7.25

<フライ級/5分3R>
デメトリアス・ジョンソン(米国)1.31
イアン・マッコール(米国)3.60

<ミドル級/5分3R>
コート・マッギー(米国)1.80
コンスタティノス・フィリッポウ(キプロス2.05

<ライトヘビー級/5分3R>
ジェイムス・テフナ(豪州)1.34
アーロン・ロサ(米国)3.45

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・ペロッシュ(豪州)2.05
ニック・ペナー(米国)1.80

フェザー級/5分3R>
コール・ミラー(米国)1.28
スティーブン・シラー(米国)3.90

<ミドル級/5分3R>
カイル・ノーク(豪州)1.41
アンドリュー・クレイグ(米国)3.00

ウェルター級/5分3R>
TJ・ウォルドバーガー(米国)1.83
ジェイク・ヘック(米国)2.00

フェザー級/5分3R>
マッケンス・セメザー(米国)1.60
ダニエル・ピエダ(米国)2.45

<ヘビー級/5分3R>
オリ・トンプソン(英国)2.65
ショウン・ジョーダン(米国) 1.53

記念すべきUFC200回目のイベント(ナンバーシリーズ・UFN・TUFフィナーレなどの合計)。特に記念大会というカードではない。
年一回のオージー大会だが、今年はナンバーシリーズではなく、カードも小粒。地元オセアニアの選手も少なく、ソティロポロスやハントも地元より直前の日本大会に出ることになった(ソティロポロスはケガで欠場)。これで盛り上がるなら凄いが。
メインはウェルター級戦・チアゴ・アウベス vs. マーティン・カンプマン。強豪同士だが、負けた方がタイトル戦線から大きく脱落するサバイバルマッチ。
アウベスはUFC戦績11勝5敗。ヒューズやコスチェックを下しUFC100でGSPのタイトルに挑戦したが、テイクダウンを取られまくって完敗。その後はフィッチ、リック・ストーリーに負け2勝2敗。ATT所属で体重のリカバリーが凄いが、計量失敗も2度ある。
対するカンプマンも9勝4敗のベテラン。最近はジェイク・シールズとディエゴ・サンチェスに連敗したが、どちらも勝っていたのではというような僅差の判定負けだった。前回はアウベスを破ったリック・ストーリーに判定勝ち。
打撃ではカンプマン有利になると思う。それをアウベスがテイクダウン出来るかどうか。判定でカンプマン。
セミにUFCデビュー戦となる漆谷が登場。フライ級トーナメント一回戦として、大本命のジョセフ・ベナビデスと対戦する。Sherdogのフライ級ランキングでは3位の漆谷だが、オッズでは圧倒的なアンダードッグ。相手のベナビデスは今回からフライ級転向のため、現時点ではバンタム級のランキング3位に入っている。レスリングベースで極めも強い選手。バンタム級でも、現王者クルーズにしか負けたことがない。漆谷はCAGE FORCEで3試合金網を経験しているが、金網経験ではかなり差がある。レスリングでは分が悪い。打撃でどれくらい食い下がれるか。
フライ級トーナメントもう一試合も、バンタムからの転向組 vs. ローカルイベントの王者の対戦。KIDも破ったDJことデメトリアス・ジョンソンは、前回バンタム級王者クルーズのタイトルに挑戦し、判定負け。KID戦ではテイクダウンを奪いまくって勝利した。バンタム級ランキング6位。対するマッコールは、ローカルで最も軽量級のレベルが高いTPFのフライ級王者。ランキングでは現在フライ級1位となっている。TPFではBJやマモルに勝っているジェシー・フォルミーガを倒した。実はWECに参戦経験があり、ドミニク・クルーズに判定負けするなど1勝2敗。
単純にバンタム級時代の戦績で比較するとDJ有利だが。DJはもともとフライ級が適正と言われていただけに、減量苦もなさそう。
前座の注目カードは特になし。強いて言えば、185cmでフェザー級に落とすコール・ミラーの巨人っぷりくらいか。
日本時間3日朝7時半開始予定。現地では日本と同じ9時半開始となる。
速報します。