フライ級トーナメント一回戦。
いよいよ漆谷登場。直前のオッズではベナビデス1.12倍・漆谷6倍と、やや詰まっている。笑顔も見せつつ入場する漆谷。
ブルース・バッファーのコール、ヤスヒロ・ユルシタニ。許したに。言いづらそうだった。
体格はほぼ五分。お互い蹴りで牽制。仕掛けていくベナビデスだが、漆谷も下がらない。距離をキープしてカウンター狙い。前に出てきたベナビデスにパンチがヒットするが押し込まれる。金網を背にして堪える漆谷。押し込んだまま膝を入れていくベナビデス、なんと一本背負い。投げられたが転がってすぐに立つ漆谷。離れてスタンド。また押しこむベナビデス。シングルレッグに切り替え。懸命にこらえている漆谷だが倒された。ハーフ。残り1分。パスしてサイド。また絡んでハーフに戻すが、抜かれてマウント。残り40秒。漆谷が亀になり、バックマウント。チョーク狙い。入ってはいない。ホーン。1Rはベナビデス。漆谷もスタンドでは互角に渡り合ってる。
2R開始直後にパンチがヒットし漆谷ダウン！パウンド連打！TKO。
2R開始11秒で決着。漆谷が放った左ミドルの戻り際に右フックを合わされ、アゴを撃ちぬかれた。そこまでは打撃では互角に見えたが…。決勝はベナビデス vs. ジョンソン（いつ・どこで行われるかは未定）。
ビジョンに映ったマーク・ハントに大歓声。
