格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★パンクラス:4・1ディファ有明大会予想と展望

カードはこちら。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2012/0401/index.html
今回は「ライト級祭り」「修斗トップ選手が参戦」の二本立て。

ライト級祭り

メインは昨年のライト級トーナメントを制したISAOが王者大石に挑戦するタイトルマッチ。前回は大石がISAOを完封したが、そこからキャリアを積んだISAOがどれくらい成長しているか。大石はノンタイトルでも苦戦が続いているので、厳しい試合が予想される。勝つとしたら前回同様の塩漬けだが…。
他にも、ライト級トーナメントで活躍した徳留・岡澤が出場。徳留は国際戦、岡澤は本戦一部から勝ち上がってきた太田と対戦する。さらに、元ウェルター級王者URAKENもライト級に落とし出場。迎え撃つのは超ベテランの伊藤崇文。現在の日本でもっとも層が厚いパンクラスライト級の今後の動向が占えるイベントになる。

修斗トップ選手が参戦

ウェルター級に前環太平洋王者の佐藤洋一郎が、バンタム級に世界ランカーの山内が初参戦。初参戦でセミとセミ前という扱い。
佐藤を迎え撃つのは、タイトル挑戦経験もあり、前回も外敵の高木(CAGE FORCEでは佐藤を肘で破っている)を下したウェルター級の門番・大類。お互いランキング4位同士。
山内と対戦するのは、2009年ネオブラ王者でランキング10位の内山“ピット"シゲオ。内山はまだキャリア8戦。しかし年齢は39歳で、山内より10歳年長。師匠・横田に風貌もスタイルも似てきて、この年齢にしてどんどん地力をつけてきている。
中小興行にとって、ランカーに見合ったトップ選手を海外から連れてくるのは予算的に厳しくなりつつある。仮に呼べても、戦績を積むとすぐに北米メジャーに目を付けられ、幽霊ランカーや幽霊王者になってしまう。そういう中、修斗パンクラスは選手交流をすることで、簡単に新鮮な組み合わせができるのが強み。できれば対抗戦という緊張感も維持し続けて欲しいところ。

その他

プロレスラー木村響子がプロ3戦目で初の国際戦。さらに5月の沖縄大会出場も決まっている。ハイペースで経験を積んでおり、WINDYに代わるパンクラスアテナの看板になりそうな勢い。また、大阪大会で活躍しているハッピー☆福子が初のディファ上陸。女子もランキングを作るには、もう少し試合数が必要か。
明日、会場より速報します。