ミドル級。戦極ファイター（パウエル・ナツラにTKO勝ち）のドンイはUFCでは1勝2敗。前回はTUF11ウィナーのコート・マッギーに判定負け。今回の相手タヴァーレスもTUF11出身で、TUFではトーナメント準決勝でマッギーに負けている。UFC本戦ではフィル・バローニに1RKO勝ちしたが、アーロン・シンプソンに判定負けしてプロ初黒星。
プレミナリー最終試合だが本戦開始が9時のため、インターバルが取られる。
激しい打撃戦。ミドルで攻めるタヴァーレス。ドンイも積極的に撃ちあっている。タヴァーレスのパンチがサミングになり、インターバルが取られるが、再開後今度はドンイの手が目に入り中断。前に出ていくドンイ。左をヒットさせるドンイだが、組みついたタヴァーレスがダブルアンダーフックで金網に押しこむ。差し替えして体を入れ替えたドンイ。ホーン。1Rは有効打の数の差でタヴァーレスか。右ミドルが何発かヒットしていた。
2R。タヴァーレスが前に出てきた所にパンチをヒットさせるドンイ。カウンター狙いでちょっと手数が足りない。距離を詰めていく。組んで金網に押し込んだドンイ。外掛けテイクダウン。しかしすぐに立つタヴァーレス。逆にタヴァーレスが押しこむ形になり膝を入れていく。ドンイ、払い腰で投げようとするが失敗。離れた。ホーン。
2Rは微妙。手数で上回ったタヴァーレスか。
3R。レッグダイブで飛び込んで倒したタヴァーレス。金網を使ってすぐに立ったドンイだが、タヴァーレスは持ち上げてまたテイクダウン。金網際で押さえ込もうとしていたタヴァーレスだが、動きがなくブレイクに。スタンドでミドルを入れていくタヴァーレス。ドンイもパンチを打っていくが、決定打がない。残り1分。手が出ない。最後にミドルをキャッチしてバックに回ったがホーン。試合終了と同時に足を引きずるドンイ。痛めていたのか。
判定3-0（29-28☓3）でタヴァーレス勝利。ブーイングが飛ぶということは、それなりにドンイ勝利と見た客もいたということか？Sherdogのジャッジは1,2Rともにドンイだがちょっと疑問。微妙なラウンドもあったが、ドンイは1R落としたのに手数が少なすぎた。メインのチャンソンには繋げられず。
