格闘技徒然草

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★UFC146:オッズ/予想と展望

オッズは5dimesより。

UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]ジュニオールドスサントス 1.18
[挑戦者]フランク・ミア5.25

<ヘビー級/5分3R>
ケイン・ヴェラスケス 1.25
アントニオ・シウバ 4.25

<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン 1.44
デイブ・ハーマン 2.85

<ヘビー級/5分3R>
シェーン・デルロサリオ 2.35
スタイプ・ミオシッチ 1.64

<ヘビー級/5分3R>
ステファン・シュトルーフ 1.80
レイバー・ジョンソン 2.05

フェザー級/5分3R>
ディエゴ・ブランダォ 1.39
ダレン・エルキンス 3.00

<ライト級/5分3R>
エジソン・バルボーサ 1.18
ジェイミー・ヴァーナー 5.25

<ミドル級/5分3R>
ジェイソン・ミラー 1.74
CB・ダラウェー 2.05

ウェルター級/5分3R>
ダン・ハーディ1.74
ドゥウェイン・ラドウィック 2.05

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ヴォルクマン 1.51
ポール・サス 2.60

<ライトヘビー級/5分3R>
カイル・キングスバリー 2.70
グローバーテイシェイラ 1.47

フェザー級/5分3R>
マイク・ブラウン 1.65
ダニエル・ピネダ 2.25

メインカードのヘビー級祭りは当初のカードから全カード変更になってしまい、元のカードと比較するとガッカリ感が漂ってしまうが、それでも今年に入ってからは一番の豪華ラインナップ。さらに、ヘビー級に押し出されたプレリミナリーのカードも通常ならメイン級のメンツが並んでいる。
メインはちょっとオッズ差が開きすぎ。ミルコをスタンドでKOし、ノゲイラから関節技でタップを奪うという、PRIDEヘビー級最高のストライカーとグラップラーを打ち破ったミアだが、打撃ではノゲイラのパンチでKO寸前まで追い込まれており、ヘビー級NO.1ストライカーのJDSに分があるのは仕方がない。
しかし、JDSは未だにグラウンドの実力が未知数。柔術茶帯とはいえ、ノゲイラのチームメイトなので一定の実力を持っているのは間違いないが、純粋なグラップリングではミアが上なのでは。ただし、ミアはそのグラウンドに持っていくことが厳しいかもしれない。極めるチャンスも1試合で1度あるかないかだと思う。オッズほどの実力差はなくても、JDS優位は動かない。JDSのKO勝ち。
セミはついにUFCデビューを飾るペザォン。しかし、前戦では今回の対戦相手ヴェラスケスと同門のダニエル・コーミエ相手に1RKO負けを喫している。パンチのスピードではコーミエ以上のものを持っているヴェラスケスが相手では相性が悪いか。ヴェラスケスKO勝ち。
前座には1月のブラジル大会で年間ベストKOにノミネート確実のバックスピンハイキックKOを見せたエジソン・バルボーザも出場。残念ながら相手がエヴァン・ダナムから元WEC王者ジェイミー・ヴァーナーに変更になってしまったが、その分また豪快なKOを期待したい。
また、ジェイソン・“メイヘム”・ミラーも前座でひっそりと登場。前回はTUFコーチ対決でメインでの出場だったが、マイケル・ビスピンに一方的にボコられ続けてのTKO負け。今回は中堅のダラウェイとの一戦だが、前回でよっぽど評価が落ちたのか、かなり競ったオッズになっている。
さらに、4連敗中の元タイトル挑戦者ダン・ハーディが久々の復帰戦。ストライカーのラドウィックが相手で、テイクダウンに穴があり打たれ強さが武器のハーディにとっては相性は悪くない相手だと思うが、これも近年の成績を反映してか、五分五分に近いオッズに。
Facebookマッチにも注目カードが。ライトヘビー級の非ズッファ系最後の大物・グローバーテイシェイラがついにUFC出場。最近4戦はすべてUFC参戦経験者を破ってはいるが、いずれもナンバーシリーズがまだ2ケタの頃の出場選手で、現在のUFCでのランクは未知数。中堅のキングスバリー相手には快勝して欲しいところ。
他に注目は、ライト級で無敗のポール・サス。イギリス版今成とも言うべき、グラウンドで下から積極的に極めに行くスタイルで、12戦のうち11の一本勝ち(三角絞め9、ヒール2)。UFCでも2戦続けて一本勝ちを奪っている。しかし今回はD-1レスラーのヴォルクマンが相手。レスリングで押さえ込まれると厳しいと思うが、果たして。
当日朝7時半より速報します。