ライト級。
柔術家のカモエスは前回UFC出戻り戦で一本勝ち。対するはグラウンドに穴があるストライカーのギラード。5連勝の後、2試合続けてチョークで1R一本負けしている。しかしどちらも打撃で互角に戦えた相手であって、並の相手だと打撃だけで圧倒してしまう。典型的な打撃 vs. 寝技の対戦。
グレイシー・ウマイタ所属のカモエスのセコンドはホイラー。ヘッドフォンをつけてノリノリで入場するギラード。
タックルを狙ったカモエスに左フック。バランスを崩したカモエスだが、ギラードは追い打ちをかけず。カモエスシングル。抱え上げて倒すがすぐ立ち上がって引き剥がすギラード。タックルを潰されたカモエスは足関を狙うが抜かれる。また組み付いてカモエスが引き込み。ギラードはパウンド＆肘。しかし足をロックされて上を取られる。バックからマウントを取ったカモエス。パンチ・肘。残り30秒。パウンドからバックチョークを狙ったが、その瞬間に離れて脱出したギラード。カモエスのバックキックをぶつして上になると逆にパウンド。ホーン。
1Rはカモエス。
シングルレッグに入るカモエスだがギラードはスタンドキープ。お互い1R終盤の攻防で消耗したのか、見合いが増える。カモエスが左右のフックから組み付いて胴タックル。ダブルアンダーフックから外掛けテイクダウン。しかし寝かせることが出来ず。立ち際にバック肘を放つが、バックを取られてパウンドをもらう。ボディへの膝からパウンド。ガードを取ったカモエスだがギラードさらにパウンド。ホーン。
2Rはギラード。
会場から大USAコール。カモエスにもコールが飛ぶ。両者手数が少ない。打撃戦に応じていたカモエスだがローシングルに。こらえてパンチを入れるギラード。ローでこかしたカモエスだがすぐに立たれてグラウンドに持ち込めず。カモエスまたシングル。今度は足関へ。膝十字。ロックを外せずタイムアップ。
3Rは微妙。スタンドでのヒットも両者なかったし、最後のアタックを評価してカモエスか？
前座5試合がすべて判定決着に。
三者ともフルマークでギラード勝利。1Rも終盤に反撃したギラードに入ったか。
