ミドル級。
前回、中堅のフィリッポゥ相手に完敗した福田。今度の相手はROCヘビー・ライトヘビー二冠王のデブラス。デブラスはこの試合からミドル級に転向となるが、体格的にはむしろこれくらいがベストウェイトか。UFC初戦となった4月のディアバテ戦は、K-1ファイターユルゲン・クルトの代打として、1週間前に出場が決まったもの。準備不足もあってか力を発揮できず判定負けした。ヒカルド・アルメイダの黒帯で、グラウンドでは優勢だったが、ディアバテの寝技が下手すぎるのもあるのでまだ真価はわからない。
福田のセコンドは菊田とAKAジョン・フィッチ。日米塩コンビ。
タックルでテイクダウンを奪った福田。インサイドからわき腹・顔面にパウンド。金網を使って立ったデブラス。打撃戦。プレッシャーをかける福田。残り30秒でまたタックルからテイクダウン。テイクダウンディフェンスはやや弱めか。パウンドを入れてホーン。1Rは福田。
2R。ロー、パンチを当てていく福田。打撃戦はやや福田優勢。ジャブとインローで削っていく。デブラスのパンチももらっているが、ヒット数では福田が上。前に出てプレッシャーをかけていく。このラウンドはテイクダウンを狙わない。ホーン。2Rも福田か。インターナショナルイベントは怖さもあるが。
パンチで組み付き、ダブルアンダーフックから外掛けテイクダウンする福田。デブラスは疲れたか。背中をべったりつけている。福田はパウンドで削っていく。ブレイクがかかる。スタンドで福田の右がヒット。最後も打ち合い。タイムアップ。
１者3-0、２者29-28で福田勝利。1Rとられたのはちょっと福田に厳しい。
