フライ級。
中止になったUFC151からのスライドで組まれた試合。デビュー2戦目となる漆谷。相手の元ジャングルファイト王者リネカーはUFC2戦目の22歳で、UFCでは3番目の若さ。UFC初戦では打撃でアグレッシブに攻め込む姿を見せたものの、ルイス・ゴーディノに一本負け。
相変わらず、「ユルシタニ」と発音するブルース・バッファー。
タックルのフェイントを交えつつ、蹴りを入れていく漆谷。リネカーはパンチ。プレッシャーをかけてくる。金網際に詰められる漆谷。ボディにテンカオを入れていく。しかし、1R終盤に膝にあわせたリネカーの左をもらいダウン！追い打ちに来たリネカーだが、すぐに立つ漆谷。1R終了。リネカーのラウンド。
2R。バックスピンキックをボディに打ち込むリネカー。積極性を増してきた。パンチをもらいサークリングで下がる漆谷。距離をとったが顔面に何発かもらった。漆谷もパンチで打ち合うが分が悪い。ローも打ち込むリネカー。ホーン。2Rも取られた。
3R。序盤にリネカーの右をもらいまたダウン。すぐに立ったが眉尻をカットしている。また左がヒット。攻めないといけない漆谷だが逆に攻め込まれている。膝を出した漆谷だがそこにまたパンチをもらう。ぐらついて背を見せる漆谷。タックルを受け止め、組み付いてパンチを打ち込むリネカー。タイムアップ。
判定29-28×2、30-27でリネカー。1Rはダウン以外漆谷だったから入れたのか。ちょっと不安なジャッジ。
これはショック。ベナビデス戦の負けは仕方がないと思ったが、日本のフライ級トップ選手がアンダーの普通の選手に完敗。フライ級でも日本はすでにトップではないということか。
