賞金は6万5千ドル。
メインは実質1Rにヴェラスケスの右が入った所で終わっていたか。そこまでヴェラスケスのタックルを切り続けたJDSも見事だったが、タックルに意識が向いた分、パンチへの対処が遅れたという可能性もあるかもしれない。純粋にパンチだけならJDSの方がヒットしていたくらい。3度目の対戦が見たい。それと早くアリスターがこの二人の間に割って入ってきて欲しい。
岡見は勝ったことで生き残れたが、再度タイトルに挑戦するには、来年1年間ずっと勝ち続けるくらいの連勝が必要だろう。次はまた同格くらいの相手、その次にトップレベルの相手に勝って、3戦目にようやく挑戦者決定戦に臨めるくらいで、先はまだ長い。今日は四つ組みからの外掛けテイクダウンがベルチャーに研究されて全部潰されてしまっていたが、下になってからのリカバリーが早かったのは良かった。
セミは納得のファイト・オブ・ザ・ナイト。今年のUFCライト級トップ選手対決はほとんど外れがなかった(唯一の例外がメイナード vs. グイダ)。UFCのライト級はスピードだけでなくフィジカルでも化物だと感じる。日本人がこの中でトップを狙うのは相当厳しいだろう。