格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★PANCRASE246:予想と展望 #mmajp

カードはこちら。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2013/0317/index.html#fightcard
王者4人が出場する豪華大会。
メインはフェザー級タイトルマッチ。フェザー級転向初戦でジョン・ショレスを破り挑戦権を手にしたism道場長大石。タイトルに賭ける思いは誰よりも強い。寝業師のタクミが相手でも、いつもどおりボクシングと組み付いてコーナーに貼り付けての打撃地獄か。タクミはテイクダウンしたいところだが難しい。引き込んでガードから攻めると、大石は付き合わないだろうし、僅差の勝負になってくる。しかし、王者はドローでも防衛できる。大石は序盤のうちに明確な差をつけておきたい。
セミとセミ前ではパンクラスとヴァンダレイのTEAM WANDとの対抗戦。2月のAKAとの対抗戦では完敗したパンクラス勢だが、いまやパンクラスのエースとなりつつあるISAOが出陣。マカコとの対戦はアメリカLegacyFCとのライト級王者対決でもある。北米ローカルイベントとの実力差を測定される試合になる。
ウェルター級王者佐藤豪則は修斗環太平洋王者の村山と対戦。村山は世界ランクでも1位で、王座が空位なので事実上修斗パンクラスの頂上決戦。交流が盛んになってはいるが、トップ対決はまだ貴重。この試合も注目。
REBELSとの提携により日菜太の試合が組まれたが、相手は総合経験はあるといっても本業キックボクサーの安河内に。提携したといってもただのキックの試合を総合のイベントで組むことにどれだけの意味があるのか疑問。せめて日菜太にはREBELSのリングにパンクラスの客を引っ張ってくるくらいの意識で臨んでもらいたいところ。今回は調整試合のようだが…。
前座での注目は北方大地 vs. 山本篤のスーパーフライ級ランカー対決。前回のパンクラス復帰戦ではネオブラ王者古賀をレスリングで完封した山本。21歳のランキング1位北方にとっては試練の一戦となる。修斗で苦戦している清水相手が安定王者になっているスーパーフライ級で新たな盛り上がりを作ってほしいところ。
明日会場から速報予定。ただし、UFCを見終わってからの観戦となるため、序盤2,3試合が観戦できない可能性も。ちなみに、次回5月のディファもUFC on FX8とバッティングしている。パンクラスUFCも日曜日開催が多いので、バッティングする可能性が高いのは仕方がないが…。もっとも、そこでバッティングして困るファンというのはほんの少ししかいない気もするが。