バンタム級。
TUFフィナーレでジョン・ダドソンに敗れたディラショーだが、その後はいずれも圧倒して2連勝。前回は田村の師匠KIDからMMA初のタップを奪ったヴォーン・リーに1Rチョークで一本勝ち。D-1レスラーでテイクダウンも強い。田村は元々はミッチ・ギャグノンと対戦予定だったが、よりによって強いやつが代役として出てきてしまった。田村も1勝1敗。負けたらカットは大いにありうる。
サークリングで距離をとる田村。オクタゴン中央を陣取ったTJがパンチを入れていく。パンチからタックルに切り替えテイクダウン。田村は金網を使って立とうとするがバックを取られそうになる。田村は逆にシングルに切り替え、バックを許さず立ち上がる。押し込みつつ細かい打撃を入れながらなおもテイクダウンを狙うTJ。2試合続いての金網膠着にブーイングが飛ぶ。レフェリーブレイク。TJの右ハイが田村の頭を掠める。残り30秒。パンチで出て行くTJ。田村もカウンターを狙う。ホーン。
1RはTJ。田村はスタンドでのカウンターで勝利を狙っているのか。セコンドは1R取られたことを認識している模様。
飛び込んでの左ハイがクリーンヒットし田村ダウン！すかさずパウンドラッシュ。レフェリー止めた。
前に出たTJに田村が頭を下げてダッキングしたが、そこに左ハイが来て膝のあたりが顔面を捕らえた。完敗。田村は元々が代役での出場だし、UFCはちょっと家賃が高かったか。しかしアスンサオやディラショーというのはちょっと厳しすぎた。もうちょっと下のレベルが相手なら、次につなげる経験にできたかもしれない。
