格闘技徒然草

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★UFC158:第8試合・マイク・リッチ vs. コリン・フレッチャー #mmajp

ライト級。
オーストラリア版TUFのThe Smashesで準優勝だったフレッチャー。8勝中7勝が一本勝ちの寝業師だが、一方で腰が弱くテイクダウンされ下から攻めることが多い。対するはTUF16に参加した地元カナダのリッチ。TUFではウェルター級だったが今回からはライト級に。こちらはバックボーンがキックのストライカー。
ピエロのような仮面をかぶって入場する“フリークショー”フレッチャー。柔術着で入場するリッチ。柔術にはグレイシー・バッハの文字が。所属ジムはトライスター。
打撃戦。やはり打撃ではリッチがリード。しかしフレッチャーも打撃戦に付き合ってる。ミドルの蹴り合い。フレッチャーの蹴りがローブローになり中断。減点なしで再開。終盤、蹴り足をキャッチしたフレッチャーがテイクダウンを狙うがホーン。
それほど差はない。ややリッチが優勢か。
2R。ハイキックをヒットさせたリッチ。フレッチャー反撃に出るがテイクダウンされる。ガードから足を利かせるフレッチャーだが、それをさばいてパウンドを落とすリッチ。フレッチャー、もぐって足関を狙うが潰されバックを取られる。しかし立ち上がって正対。逆にテイクダウンを狙う。こらえたリッチ。離れる。蹴っていくリッチ。フレッチャーはバックキックやバックブローのフェイントなのか、くるくる回っている。距離が詰まらない為ブーイングが起きる。ホーン。2Rもリッチ。
3R。シングルレッグからテイクダウンを狙ったフレッチャーだが倒せず。金網膠着気味に…。離れた。相変わらずバックブローやスピニングバックキックでくるくる回るフレッチャー。しかしガードされる。金網まで押し込んだリッチにフレッチャーがニンジャチョークを狙うがテイクダウンを許す。ハーフからパウンド。亀になるフレッチャーのバックにつくリッチ。チョークから十字に切り替えたがこれは抜かれた。しかしホーン。
3Rもリッチ。
3者ともフルマークでリッチ勝利。倒しに行く気持ちは足りなかったが、危なげなく勝った。フレッチャーはテイクダウン力が弱いので苦手の打撃戦に挑むしかなかったか。