格闘技徒然草

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★UFC158:第9試合・ニック・リング vs. クリス・カモージー #mmajp

ミドル級。
福田のデビュー戦で疑惑の判定勝ちし、その後ティム・ボッシュに総合初黒星を喫したリングの方のニック。最近はカナダ大会の出場が増え、カナダのご当地ゆるキャラになりつつある。前回は11月のUFC154でコスタ・フィリッポゥと対戦予定だったが、試合当日に病気になり欠場。戦績は3勝1敗だが、まだ上位陣との対戦はない。相手のカモージーも前座ファイターだが現在3連勝中。二人ともメインカードに出てくるにはやや物足りない(リングが地元じゃなければプレリムで組まれていただろう)が、成績は上向きで勝った方には次あたりにチャンスが与えられるかもしれない。
ガードを下げ、ローを蹴りつつパンチで飛び込むリング。カモージーは飛び込んでくるところにカウンターを合わせようとするが空振り。リングのパンチはスウェイでかわそうとするリングだが、かわしきれずにもらっているものもある。打撃戦のまま1R終了。
先手を取っているのはリングだが、クリーンヒットの数ではカモージーか?
2R。距離を詰めていくリング。1R同様先にパンチを打っていくのはリング。しかしカモージーのパンチをもらって後退。ギロチンに捕まえようとしたカモージーだが振りほどく。タックルのフェイントも見せるリングだが通用しない。だんだんジリ貧になってきた。タックルに膝を合わせられる。ホーン。
2Rカモージー。Sherdogのジャッジは三者三様で割れてる。
3R。組み付いてバックを取ったカモージーが膝をボディに入れる。正対して離れるリング。ここまでトータルの打撃の数は若干リングがリード。スローなタックルに入るリングだがギロチンにつかまる。振りほどいた。カモージーの左がヒット。ホーン。カモージーが勝利をアピール。
今日はこんな試合が多い。お互いに倒しに行かない打撃戦。
判定割れた。29-28、28-29、29-28のスプリットでカモージー勝利。お互い自分の攻めが有効かどうかもわからないまま攻め方を変えずに同じ展開がひたすら続いた印象。