ライト級。
ライト級復帰後、五味、セラーニ、ジム・ミラーを下してベンヘンのタイトルに挑戦したネイトだが完敗。兄貴同様、得意のパンチの距離に相手が入ってくれないと実力を発揮できない。元SF王者トムソンは、当然その試合は研究しているはず。ネイトは自分で自分のペースに持ち込むことが出来るか。
ネイトはいつもの構えでじわじわ間合いを詰める。トムソンは距離を取りつつステップしながらローで牽制。パンチの間合いには入らない。足にパンチするトムソン。右ハイ！ヒットしたが浅かったが。トムソン、完全にパンチの間合いには入らない作戦。ネイトは両手を広げて挑発。また右ハイヒット！ネイトキャッチしたが離れるトムソン。パンチで出るネイト。組み付いて四つに。離れたがまた前に。組んできたところをさばいて後ろにまわりパンチを入れるトムソン。離れる。どんどん出てくるネイト。距離を取るトムソン。詰めてきて組み付くと、トムソンが四つからテイクダウン。ヒジを落としていく。ネイトは亀になり立ち上がる。ホーン。
1Rはトムソン。ネイトがグラウンドで打たれると亀になるあたりは兄貴と同じ。ある程度ディフェンスできる自信があるからだと思うが。
2R。すぐに出てくるネイト。四つになり膝を入れるがローブロー。再開。距離をとるトムソンに挑発するネイト。四つに組んだトムソン。金網に押し付けつつヒジ！ネイトカット。離れてパンチの打ち合い。今度はネイトがテイクダウンするがすぐ立つトムソン。また押し付けてヒジ。離れる。右ハイが入ってぐらついたネイト！パンチで追い打ち！倒れこんだネイトにパウンド連打！亀になるネイトにさらにパウンド。レフェリー止めた。
ディアス兄弟、UFC・Strikeforceで初の一本・KO負け。
トムソンは完全に作戦を遂行しての勝利。ネイトは得意のボクシングの距離に入らせてもらえなかった。今日のStrikeforceからのデビュー組はこれで3勝2敗。
