ウェルター級。
ダン・ハーディ欠場でチャンスが回ってきたジョーダン・メイン。今大会も欠場が多く、1ヶ月前のUFC158からの抜擢組はこのメインも含めて3選手。
一応、UFC vs. Strikeforceに入れていい試合か。メインはStrikeforceからUFCに移籍したわけではなく、SF出場後、ローカルイベントで1勝したところでUFCとの契約が結ばれている。UFCデビュー戦ではダン・ミラーを1RKO。
ずっと中堅での試合が続いてきたブラウンは、前回マイク・スウィックをKOして4連勝をマークし、ついにトップクラスへの足がかりとしてハーディ戦が組まれたが、そのハーディが欠場。メインに勝てば再チャンスが与えられるだろうが、事前オッズでは代役のメインがフェバリットになっている。
パンチでアグレッシブに攻めていくブラウン。メインはサークリングで逃げまわり防戦一方。ようやく体勢を立て直したメインのパンチがブラウンにヒット。しかしブラウンの勢いは止まらない。右フックがヒット。金網に詰めて首相撲。膝連打。メインもパンチを返す。密着した状態から左ボディ！効いたブラウンが嫌倒れしてガードに。メインパウンド。ガードからブラウン三角！入りかけたが抜けた。
1R終了。ややブラウンか。
2R。パンチで攻めこむブラウン。金網際まで追い詰めてブラウン首相撲から膝。さらにヒジ！首を掴んでギロチンを狙う。外れたが上になりパウンド。背を向けたメインにさらにヒジ・パウンド。亀になったメインの背中にヒジを落とす。無抵抗のメインを見てレフェリーが止めた。
ブラウン5連勝。
またもKO決着。亀の状態の相手の背中にヒジを落とすというのは新しかった。まあすでにメインが戦闘不能になっていたが。ブラウンはボディをもらって危ない場面もあったがよく蘇った。タイトル挑戦となるとどうかと思うが、かなり化けて来ている。
