格闘技徒然草

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★UFC on FOX7:メインイベント・ベンソン・ヘンダーソン vs. ギルバート・メレンデス

UFC世界ライト級タイトルマッチ。元WEC王者 vs. Strikeforce王者でもある。メレンデスもWECでは初代ライト級王者。
ジャブ、ローでの牽制。メレンデスのローにベンヘンが左をあわせて一瞬バランスを崩すメレンデス。立て直して今度はベンヘンのローをキャッチしてバランスを崩したベンヘン。押さえ込むメレンデスだが金網を使って立ち上がる。離れ際に膝を入れるメレンデス。またローをキャッチしたメレンデス。金網まで押し込むがタイを入れ替えるベンヘン。細かいパンチから投げを狙ったが離れる。ベンヘンは奥足へのロー。残り1分。ミドルをキャッチしたメレンデス。投げて倒れたベンヘンに膝!顔面だったが反則だがレフェリービッグジョンはノーチェック。当たってはいないか。最後にまたベンヘンのローをキャッチしたところでホーン。
1Rお互いクリーンヒットはないがテイクダウンもありメレンデスか。ローをキャッチされる場面が目立つベンヘン。エドガー戦では何度キャッチされても片足でこらえていたが、これで蹴りが減るかどうか。
2R。パンチで出るメレンデス。ベンヘンはバックステップで距離をとる。サイドキックを見せるベンヘン。距離を詰めて組み付こうとしたがパンチで引き剥がすメレンデス。距離を詰めたメレンデスにベンヘンテンカオ。フェイントが続く。足にパンチしたベンヘン。プレッシャーをかけるメレンデス。ベンヘンハイ。今度はロー。それをつかもうとしてバランスを崩したベンヘンにパンチで追い込む。近距離のパンチからタックルを狙ったベンヘンだが切られる。残り1分。ベンヘン距離を詰めてきた。ヒジを入れていくがメレンデスもパンチを返す。ホーン。
2Rもメレンデス。僅差だがベンヘンが勝つには残り3R全て取らなければいけない。2R終盤距離を詰めての打ち合いに行ったのはリスクを冒して勝負しなければいけないと感じたからか。
しかしスタッツでの有効打の数はベンヘン38、メレンデス35と拮抗している。
3R。打って出たベンヘン。メレンデスのカウンターがヒット。ベンヘンのローで足を払われ倒れるメレンデス。立ったがまたロー。距離を詰めたところにベンヘンのカウンターの右がヒット。ベンヘンパンチからタックルへ。いいタイミングで入ったが金網を背にディフェンスする。バックに回られたが正対。お互いクリンチ状態でパンチを撃ちあうが離れた。ベンヘン、今度は奥足にロー。パンチの打ち合い。ベンヘンはタックルに入ったが切られた。半身に構えたベンヘン。前に出るとメレンデスのパンチにタックル。金網を使って防ぐメレンデス。倒せず離れた。残り時間わずか。ベンヘンのローでバランスを崩したところで上を取りサイドからヒジを落としたベンヘンだがホーン。ビッグジョンが持ち上げて引き剥がす。
このラウンドはベンヘンか。
4R。ロー、ミドルを入れていくベンヘン。パンチで出たメレンデスにベンヘンタックル。しかし切られる。ベンヘン前に出てミドル。さらに膝。すべてキャッチされているがベンヘンも倒れない。奥足へのローから距離が詰まったところでタックル。がぶったメレンデスだがベンヘンが先に立ち上がりパンチを打ち込む。ヒジで入るベンヘン。メレンデスの足を払ってこかしたベンヘン。すかさずバックにつくがメレンデスはすぐに立ち上がって脱出。メレンデス右ボディヒット。ベンヘンのローをキャッチしてパンチを打ち込むメレンデスだがベンヘンかわし組み付く。ホーン。
このラウンドも微妙だがベンヘン。Sherdogのジャッジは1Rメレンデス以外は割れてる。
ファイナルラウンド。奥足のローをキャッチしてパンチを入れるメレンデス。ベンヘンはローでバランスを崩したところにワンツー。パンチで出て行くメレンデスにベンヘンはテンカオ。打撃のヒット数のスタッツではベンヘンが大きくリード。メレンデスがパンチで出てくる。ベンヘンはサークリング。メレンデス膝。最後はベンヘン出て行かない。ホーン。
5Rは前に出た圧力でメレンデスだがヒット数だとベンヘンか?ベンヘンは3,4Rの攻めが5Rに出なかったのは、余力がなかったというより逃げ切りを狙っているように見えた。勝利を確信するほどの差ではないが…。
48-47、47-48、48-47のスプリットでベンヘン防衛!
メレンデス支持の観客からのブーイングの中、オクタゴンで恋人にプロポーズするベンヘン。こちらは文句なく受諾。
かなり僅差の試合だった。Sherdogのジャッジも1Rメレンデス、4Rベンヘン以外はすべて割れていて、オフィシャルジャッジと同じく2者ベンヘン・1者メレンデス支持になっている。負けたメレンデスの株もまったく下がらない試合だった。