格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC160:セミファイナル・ジュニオール・ドス・サントス vs. マーク・ハント

ヘビー級。
当初のカードはメインと同じく1年前に組まれていたJDS vs. アリスターの仕切りなおしの1戦だったのだが、アリスターが1年前と同じく欠場(昨年は薬物問題、今年は怪我だが)。代役は2ヶ月前に日本で戦ったばかりのマーク・ハント。代役としてはもっとも面白いチョイス。JDSがスタンドでの打撃勝負に行くのか、リスクを避けてテイクダウンしてのグラウンド勝負に行くのか。どちらの場合でも、JDSの今までに見たことがない引き出しが見られそう。
距離を取って様子見のJDS。ハントはロー。JDS。飛び込んで右!当たらず。ハントのジャブがヒット。JDSはヒット&アウェイ狙いか。オーバーハンドの右フックでハントダウン!しかしすぐに立ち上がるハント。ダウンはしたがダメージが無さそうなハント。ハントが出てくるとJDSは距離を取る。ボディストレート。ハントがバックヒジを狙うがヒットせず。ハントが出てきてJDSが金網に詰まる展開が増えてきた。先ほどダウンを奪ったオーバーハンドの右をまた出すとハントも同じパンチを返す。ホーン。
1RはJDSだがハントはまだまだ元気。
2R。じわじわ距離を詰めるハント。飛び込んで右。JDSもまた右フック。ハントの左フックがJDSの頭をかすめる。またJDS右フック。ジャブからまた右フック。肩でブロックするハント。クリーンヒットはないが、ジャブがヒットしている。アウトボクシング気味になってきた。ハント金網に詰めて左!ヒットしたが凌いだJDSJDSシングルレッグでテイクダウン。会場からブーイング。ハーフで細かいヒジ。しかし手数は少ない。パス成功したが残り15秒。サイドからヒジ。ハント立ち上がるがホーン。
2RもJDS。まだ倒せる力のあるハントだが、テイクダウンから押さえこまれると厳しそう。
右フックで突っ込んだハントだが空振り。しっかり距離を取るJDSJDSは安全運転か。またオーバーハンドの右フック。出なければいけないハントだが出ないのか出られないのか。JDSはジャブで削る。ジャブの相打ちでぐらついたハント!JDSバックスピンハイキック!かすめたのか、ハントダウン。追い打ちのパウンドでレフェリーストップ。
バックスピンハイキックが頭頂部あたりをかすめて脳震盪を起こしたのか、ハントは立ち上がってもふらついている。
JDS、最後はアウトボクシングで逃げても勝てるところだったが、大技でKOして見せた。前王者としてはっきりと差を見せての勝利。ハントは完敗だったが最後までKOするんじゃないかという期待感があった。次こはロイ・ネルソン戦を期待。