9月の20周年記念大会の前に250回の区切りの大会。ナンバリングが始まったのは今年からだが。
カードはこちら。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2013/0728/index.html
メインはパンクラス vs. チーム・ナム・ファン対抗戦。といってもこの試合しかないが。パンクラス代表として初のディファメインを張るのはAB。2011年のライト級トーナメントでは一回戦で徳留に敗れ、その後DEEP参戦を経てパンクラスに復帰すると3連続一本勝ち。ランキングも3位まで上昇した。この試合の結果を待たず、9月に開催される20周年記念興行でのワールドスラムトーナメントへの参戦が決定している。
チーム・ナム・ファンのアンディ・メインは手足が長いグラップラーでABと似たタイプ。戦績は6勝1敗1分けで、一本勝ちは多いが世界的なレベルは不明。ABは過去に真騎士やルイスといった日本在住外国人との対戦はあるが、海外勢との対戦はこれが初めて。実力不明の相手との対戦は怖いが、9月のトーナメントに向けてはちょうどいい経験になる。負けてしまったらトーナメントが盛り下がるが…。
セミにフライ級王者砂辺が一階級上のスーパーフライ級で登場。相手は昨年のネオブラ準優勝・島袋。9月に防衛戦を控えている砂辺だが、フライ級では相手が見つからなかったのか、1階級上での試合に。島袋はプロになる切っ掛けが砂辺の試合を観たことで、いつか対戦したいと思っていたとのこと。モチベーションは完全に島袋が上。しかし、砂辺も単なる調整試合ではなく、スーパーフライ級での王座獲得も視野に入れている。公開練習では王者清水に苦言も呈しているだけに、ノーランカーの島袋相手には完勝しなければいけないところ。
ネオブラの注目はウェルター級。2011年の修斗新人王準優勝・レッツ豪太とKAZZの対戦。重いパンチが武器のレッツは2011年のネオブラ王者草MAXをすでに倒している。GRABAKA重量級期待の星・KAZZとの対戦はネオブラレベルを超えた戦い。すぐにでもウェルター級タイトル戦線に絡みそうな両者の潰し合い。
明日午後2時45分開始。会場から速報します。
