格闘技徒然草

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★UFC165:第3試合・ジェシー・ロンソン vs. ミッシェル・プラゼレス

ライト級。
プラゼレスはブラジルローカルで16戦全勝。代役として今年5月にUFC初参戦。パウロ・チアゴに接戦の末判定負けした。試合は膠着が続き、グラップラーらしいということしかわかっていない。今回からライト級に。
前回代役デビューしたプラゼレスに対し、今回マーク・ボセックの代役として参戦したのが地元カナダのロンソン。2011年にローカル時代のマイク・リッチに敗れたが、その後ローカルで8連勝中。こちらの武器は打撃。
組み付いたプラゼレスがテイクダウンしサイド。ロンソン立とうとしたが立たせずバックマウント。チョークを狙っていく。喉元に腕が入らず強引にフェイスロック。極まらず。それでもバックをキープしたままラウンド終了。
1Rはプラゼレス。バックを取られてからは逃げられなかったロンソン。プラゼレスのキープ力が強いのか、ロンソンのリカバリー力がないのか。
2R。打撃で攻めたロンソンだが、タイミングよくタックルに入りテイクダウンを奪うプラゼレス。立って逃げようとしたロンソンをタックルで追いかける。ガブリの体勢から立ち上がって脱出したロンソン。ミドルを打っていくが蹴りに合わせて組み付いたプラゼレスがスタンドでバックに回るとロンソン亀。なんとか立ち上がるがまたテイクダウンを狙うプラゼレス。離れた。また打撃を入れていく。プラゼレスタックルに入るが今度は切ったロンソン。またタックル。耐えた。ホーン。
後半、プラゼレスのタックルを切り始めたロンソンだが、このラウンドもプラゼレス。逆転にはKOが必要。
3R。アッパーをヒットさせるロンソン。逆転を狙って手数を増やしてきた。プラゼレスもパンチを返す。意外とパワフルで威力がある。が、やっぱりタックル。切られると仰向けになりスクート。足を蹴っていくロンソンだがそれ以上攻める気配はない。結局離れた。打撃戦から残り50秒でまたプラゼレスがテイクダウン。バックに付く。ロンソン、残り10秒で立ち上がると足をすくって逆にテイクダウン。パウンド。ホーン。
3Rはロンソン。2Rがやや微妙だが、判定はどう出るか。
判定また割れた。29-28、28-29、29-28でプラゼレス勝利。地元ファイターが2試合続けてスプリットで敗れる。まあ普通にジャッジしたらプラゼレスで妥当だが。今日はジャッジが安定していない。
組みは強いプラゼレスだが、押え込みまででその後の極めやパウンドがないのでエキサイティングでない上に終始押え込み続けないと勝てない。打撃も悪くないのでもうちょっと勝負できるようになれば中堅レベルでも戦えるようになるか。