格闘技徒然草

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★UFN30:第9試合・ノーマン・パーク vs. ジョン・タック

ライト級。
TUFスマッシュズライト級ウィナーのパーク。UFC契約後の初戦では徳留と対戦し、互角の攻防の末、終盤スタミナ切れしたものの判定勝ち。しかし、前座レベルの徳留相手に互角だったわけで、先の見通しは明るくない。バックボーンは柔道とレスリングで、レスリングではフリーでアイルランド王者にもなっている。
グァムのジョン・タックはニックネームがスーパーサイヤ人。グァムのPXCなどで6戦連続1R勝利後、TUF15を経て昨年11月のマカオ大会でデビュー。中国のヂャン・ティェカン相手に初の判定となったが勝利している。正直このレベルがメインカードに出てくるというのは、現地のファンは相当舐められている気がする。
積極的に蹴りを出していくタック。パークも蹴りを返した。タックパンチ連打から膝。首相撲で足払い。倒されなかったパークだがタック攻勢。離れた。カウンターを入れたパーク。パークがサミングをアピールするがレフェリースルー。タックも構わず攻める。ボディに前蹴りを入れる。パンチの距離で打ち合い。互角の打撃戦。残り10秒でタックルに入ったパーク。バックに回ってジャーマン。ホーン。
スタッツを見ると打撃のヒット数はほぼ五分。印象としてはタックが攻めているように見えたが、際どいラウンドに。
2R。パークのプレッシャーが強くなる。打撃でも先手を取る。手数が増えてきた。タックはプレッシャーに押されて手数が減る。パークの3連打ヒット。顔面にパンチを貰っているタック。次第に差がついてきた。ヒット数・手数ともにパークが倍以上多い。ホーン。
2Rは完全にパーク。
3Rも攻め手を緩めないパーク。タックルのフェイントを見せるタックだが実際には出せない。タックのパンチが入るがパークもすぐにお返し。パンチが入ってマウスピースを吐き出すタック。つい拾ってしまうタックだが、レフェリーが止めていないので当然パークは待たずに殴る。さっきのサミングのお返しか。パーク攻勢。タックは先手を取られたまま。残り30秒。タックも出てきた。残り10秒でバックスピンキック、飛び蹴りを見せたパークだがかわされタイムアップ。
29-28、29-28、30-27でパーク勝利。1Rは割れたが2,3Rはパークで文句なし。