格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN32:三賞発表/総評

  • KO・オブ・ザ・ナイト:ヴィトー・ベウフォート
  • サブミッション・オブ・ザ・ナイト:アドリアーノ・マルチンス
  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:オマリー・アクメドフ vs. チアゴ・ペルペトゥオ

いつになく地元のブラジル人が負けていく中、メインでヴィトーは激勝。KO・オブ・ザ・ナイト受賞は3試合連続。年末のワイドマン vs. アンデウソンの勝者への挑戦者最有力に。しかし、アンデウソンならともかくワイドマンが勝った場合は、アメリカか中立の第3国での試合になるだろう。そこでも同じ力を出せるかどうか。
LYOTOエヴァンス戦では負けても評価は下がらなかったダンヘンだが、今回は完敗。ただ倒れても意識を飛ばされたわけではないし、この1試合だけで衰えたとは言えない。タイトル戦線に絡んでくることはもうないだろうが…。次はヴァンダレイ当たりとレジェンドマッチで。この試合で契約が切れたダンヘンだが、UFCとの新契約を希望。ダナ・ホワイトは2,3週間以内にダンヘンと話しあうとのこと。

インパクトを残したのはブランドン・タッチ。次はランカークラスとの対戦が見たい。ウェルター級にごろごろいるD-1レスラーとやったらどうなるだろうか。エリック・シウバとの対戦も見てみたい。
前座に出たオマリー・アクメドフは脆さと強さを両方見せた。KOはまぐれっぽかったがパンチの重さはあった。仕留められなかったがグラウンドでもいい動きを見せていた。攻めていった所で打たれたディフェンスの甘さが克服できれば面白くなりそう。ランキングに入れるかどうかはわからないが。