格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC167:オッズ/予想と展望

ジョルジュ・サンピエール 1.38
ジョニー・ヘンドリックス 3.20

ラシャド・エヴァンス 1.54
チェール・ソネン 2.60

ローリー・マクドナルド 1.29
ロビー・ローラー 3.90

ジョシュ・コスチェック 1.91
タイロン・ウッドリー 1.91

ティム・エリオット 1.69
アリ・バガウティノフ 2.25

ドナルド・セラーニ 2.25
エヴァン・ダナム 1.71

エド・ハーマン 2.75
ターレス・レイチ 1.41

ブライアン・エバーソール 2.70
リック・ストーリー 1.43

エリック・ペレス 1.29
エドウィンフィゲロア 3.50

ジェイソン・ハイ 1.32
アンソニー・ラプスレイ 3.35

ウィル・カンプザーノ 4.00
セルジオ・ペティス 1.24

ジャン・ヴィラン1.26
コディ・ドノヴァン 3.60

メインはウェルター級タイトルマッチ。P4Pで2位のGSPが最強挑戦者のジョニヘンを迎え撃つ。
7月にP4Pだったアンデウソンは前回の防衛戦でランキング1位ワイドマンに敗れ、新たにP4Pとなったジョン・ジョーンズは同じく1位のグスタフソンに大苦戦。マット・セラにリベンジして王座を取り返して以来、コンディット戦でのダウン以外は危ない場面も見せていないGSPだが、ランキング1位のジョニヘン相手に防衛することが出来るか。
GSPは柔術家のジェイク・シールズを除けば、ほぼテイクダウンからの押さえ込みを主武器に勝ち抜いてきた。D-1レスラーのフィッチやコスチェックすらも上回るレスリング力が生命線。ジョニヘンもD-1レスラーではあるが、同じレスラー相手にはテイクダウンを許すこともある。MMAでのテイクダウン勝負になればGSPが上かもしれない。レスラーのジョニヘンには下からの武器も少ないだろうし、まずスタンドをキープできるかどうかが勝負になる。
打撃では豪快なKOが印象に残るジョニヘンであるが、フィッチやカンプマンを秒殺KOする一方、コンディット戦ではひたすら強打を狙うも空回り。一発KOの危険はあるが、打撃の技術ではGSPが上だろう。ジョニヘンは全てのパンチが倒しに行く反面、コンディット戦やコス戦では終盤スタミナ切れしていた。5Rマッチの経験もなく、長期戦に不安が残る。
ジョニヘンが勝つなら序盤でのKO勝ち。GSPが組みで行くか打撃で行くかが気になる。テイクダウンを凌げればジョニヘンの一発が入るチャンスも増えるが。
GSPがジョニヘンのパンチに手を焼きつつも、後半のラウンドをしっかりとって判定勝ちと予想。
セミはエヴァンス vs. ソネンのレジェンド対決。34歳のエヴァンスはまだ老けこむ年ではないが、JJに完敗して以後はすっかり勢いがなくなりおとなしくなってしまった。
相手のソネンはもはやランキングやタイトルを超越した存在に。ひたすらビッグネームと対戦し、勝っても負けても盛り上げることを使命としている。前回はショーグンからまさかの一本勝ちを奪ったが、相手が同じレスラーのエヴァンスだと塩漬けも難しい。両者テイクダウンを奪えず打撃の展開になればエヴァンス。エヴァンスが打撃でKOと予想。ソネンがエヴァンスも漬け切ったらすごいが。
セミ前に次世代スターのローリー・マクドナルド登場。前回はジェイク・エレンバーガー相手に倒しに行かないアウトボクシングで観客の期待を裏切ったが完勝。今回は、同じ大会で豪快KOを見せていたロビー・ローラーとの対戦。今度こそ危険を冒して倒しに行くか、それともアウトボクシングにさらなる進化を見せるか。
前座ではライト級王者アンソニーの弟・現契約選手中最年少の20歳でUFC旗揚げの年に生まれたセルジオ・ペティスが登場。相手はVTJで所を破ったカンプザーノだが、本来のフライ級ではなくバンタム級で11日前オファーと完全な咬ませ犬。意地を見せて欲しいところ。
冬時間になり、開始が遅いナンバーシリーズは第1試合が日本時間17日の朝8時半から。メインカードは12時開始。
速報します。