フェザー級。
絶対王者ならぬ絶対ランキング1位・メンデス。前回タイトル挑戦した昨年1月では、スタンドでバックを奪ったがアルドの振り向きざまの膝でKOされた。キャリアの積みなおしになったその後は4試合連続KO。相手の欠場で格下との対戦も多かったが、前回はクレイ・グイダをKOし、初めてKO・オブ・ザ・ナイトを受賞した。これでまだ再挑戦への機運が上がってこないのは気の毒。
相手はランキング8位のレンツ。フェザー級転向後は光岡、ヌネス、ハクラン・ディアスと3連勝中。メンデスとはD-1レスラー対決になるが、レスリング時代の成績でもメンデスが上回っている。
メンデスがパンチで出る。右が入ってぐらついたレンツ！組み付いてくるレンツを引き剥がしパンチで追い込むが凌いだレンツ。またワンツーがヒット。レンツもパンチを返しているが押されている。メンデスタックルでテイクダウン。ハーフで押さえ込むが、距離が空いたところで立つレンツ。しかしまたスタンドでメンデスのパンチが入る。レンツ前に出てジャブをヒットさせると一瞬腰を落とすメンデスだが、また出てきたところにタックルでテイクダウン。レンツがラバーガード。メンデス立つ。またパンチで出るレンツだがすぐテイクダウン。押え込み。ホーン。
1Rメンデス。押しているメンデスだがパンチを貰う場面もあり、まだわからない。
2R。レンツパンチで出て行く。突破口はパンチと見たか。メンデスは距離を取る。遠間からのローやジャブを入れるが、1Rに比べて圧力がない。レンツが前に出てきたところにカウンターのタックルでテイクダウン。しかしレンツが足を利かせると付き合わず立つ。またタックルでテイクダウン。上になっても動きがないメンデス。密着して押え込み。レンツは下から殴る。メンデスヒジを落とすがレンツが足で浮かせて脱出。メンデス足を負傷？それともガス欠？スタンドで動きが少ない。それでもテイクダウンはあっさり取る。そこから押さえているだけ。ホーン。
2Rは判断が難しい。メンデスはテイクダウンしても押さえているだけ。それでもテイクダウンは取りまくってる。スタンドの打撃と、効果的ではないが下から打撃のレンツのラウンドかもしれない。
3R。出て行かないメンデス。レンツのパンチで一瞬腰を落とすメンデス。ちょっとパンチを出してきたがレンツが押していく。テイクダウンも取れなくなった。地元のメンデスを後押しするはずの会場も静まり返ってる。テイクダウンしてもすぐ立たれるメンデス。レンツ首相撲から膝連打。さらにパンチがヒット。メンデス、スタミナ切れかも。メンデスの飛び膝。ガードの上だが倒すとガブリからギロチン。ネックロック気味からマウントに入って絞めようとするがやや緩んだ。残り時間わずかで上からパウンド。レンツの立ち際にパンチ。タイムアップ。
メンデスの連続KOストップ。判定は際どいか。3Rも終盤メンデスが攻めたがラスト１分の印象だけでひっくり返せたかどうか。
30-27×2、29-28のユナニマスでメンデス勝利。
メンデス、1Rは良かったが2R以降の失速はちょっと評価を落とす内容だった。Sherdogのジャッジは2,3Rレンツにつけるものもいた。単なるスタミナ切れか、負傷などのアクシデントか。
ダナ・ホワイトのツイートによると、メンデスはインフルエンザで体調不良だと言っていたとのこと。
