格闘技徒然草

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★UFN35:第4試合・トレヴァー・スミス vs. ブライアン・ヒューストン

ミドル級。
スミスは短大でオールアメリカンを獲得したレスラーだがStrikeforce最終戦UFCデビュー戦と連敗中。
ブライアン・ヒューストンも高校時代にレスリングで数々のトーナメントを制覇。打撃でもムエタイとボクシングのアマタイトルを獲得しているが、総合戦績わずか4戦で代役としてUFCに参戦。デレック・ブランソンと対戦したが、何も出来ないままチョークで48秒殺負け。戦績的にもUFCの舞台は厳しいか。負けたほうがリリースされる可能性が高い一戦。
ヒューストンがミドルをキャッチしてテイクダウン。立ち上がって脱出したスミスはスタンドでは半身に構えてデトロイトスタイルからジャブを打っていく。パンチで出てきたヒューストンにカウンターのタックル。きれいに入ってテイクダウン成功。サイドからマウントへ。肩固め。やや浅い。またマウントに戻る。パウンド。ヒューストンは凌いでホーン。
1Rはスミス。ヒューストンは下からの技術はなさげ。
2R。打撃で先手を取るヒューストン。タックルに入ったスミスだが受け止めた。スミスは額から流血。けっこう血の量が多い。シングルレッグに入ったスミスだがヒューストン振りほどいた。スミス今度はダブルレッグ。がぶられる。スタンドで膝に手をつくスミス。ガス欠か。ヒューストンは攻め頃だがじっくり見ている。タックル警戒か。ちょっと手数が足りない。スタミナ切れのスミスと同じくらい。ホーン。
2Rはヒューストンだが、リードしているのに手数が少なすぎる。
3R。多少手数を増やしてきたヒューストン。しかし露骨なアウトボクシング。倒すのではなくポイントアウトする気マンマンの戦い方。スミスは疲れて追い足がなく空振りを繰り返す。ヒューストン優勢だが見過ぎ。スミスのタックルをがぶった。立ち際にスミスの膝がヒット。しかし残り40秒。スミスも打撃で出るがタイムアップ。と同時に膝に手をついたのはヒューストン。スタンドで手が出なかったのはヒューストンもスタミナ切れだったからか?
29-28、28-29、29-28のスプリットでスミス勝利。3Rは微妙だったが手数とヒット数はスミスだった。