ここからバンタム級4連戦。
バックボーンはボクシングのヘルナンデスだが、UFCデビュー戦はルーカス・マルチンスにダウンを奪われチョークで秒殺負け。
TUFブラジル出身のヴィアナもストライカー。ド前座で2連勝したが、3戦目の相手はディラショーで、あまりにもハードルが高すぎたか1RKO負け。
ヴィアナのオープニングの右フックでスリップダウン気味に倒れたヘルナンデス。だがすぐに立つ。パンチの打ち合い。両者ヒット＆アウェイ。手数を出していくヴィアナ。ダウン後は両者クリーンヒットなく1R終了。
1Rはヴィアナ。オフィシャルのスタッツだと1Rのヒット数がヘルナンデス4・ヴィアナ26になっているがそんなに差があったか？
2Rも先手を取るのはヴィアナ。ヘルナンデス、フェイントをかけながら前に出ていくがパンチが出ていない。結果、ヴィアナに打たれて手数を取られる。距離を詰めてきたヘルナンデスに大振りの左右のフックを振り回すヴィアナ。ヴィアナのパンチの打ち終わりにヘルナンデスの左がヒットするがそれ以上は攻め込まず。ヴィアナに先手を取られ続けるヘルナンデス。プレッシャーを掛けているのはヘルナンデスなのだが…。距離を詰めて4連打を叩き込むヴィアナ。手数で勝るヴィアナだが距離を取ると会場からブーイング。パンチをもらって右目の当たりから流血するヘルナンデス。ホーン。
2Rもヴィアナだがブーイングが飛んでいる。
3R。前に出ていくヘルナンデス。少しパンチが増えてきた。相変わらずフェイントが多いが。ヴィアナは下がってサークリング。もはや逃げ切り体制か。金網まで追い詰めたヘルナンデスのアッパーがヒット。少し動きが止まったヴィアナ。パンチで攻めこむヘルナンデスだがヴィアナはサークリングとカウンターで凌ぐ。ヘルナンデス頭部から出血。ひたすらカウンター狙いでサークリングし続けるヴィアナ。打ち合おうぜと挑発するヘルナンデスだが乗ってこない。パンチが交錯してヘルナンデスの左がヒット。ホーン。
勝利をアピールする両者だが…。3Rは攻勢を取ってヘルナンデス。
判定三者29-28でヴィアナ勝利。ヘルナンデスは3Rの攻めを2Rにやるべきだった。ポイントで負けが決まってから挑発しても遅い。しかしヴィアナも露骨な勝ち逃げは頂けないが。
