バンタム級。
ケイムスは清水俊一をボコったカン・ギョンホに前回判定勝ち。フィジカルの強いギョンホ相手に打撃で上回った。ただし、若干ホームタウン・デジジョン気味だったが。
メザはUFC初戦が代役でのチャド・メンデス戦という気の毒なマッチメークで何も出来ずKO負け。2戦目はカットファイトのジョン・アルバートと寝技で積極的に極めを狙いあった末リアチョークで一本勝ち。首系サブミッションが得意でギロチンでの勝利も多い。
パンチで出たケイムスだがメザはタックルに。受け止めたケイムスを金網に押し込む。サバ折りからテイクダウン。ハーフからスイープで上を取り返したケイムス。ガードのメザからパスを狙う。ハーフにしたがフルガードに戻すメザ。ケイムスは上をキープしているがそこから攻撃がない。押さえ込んでいるだけ。残り10秒でブレイク。低いタックルを狙ったケイムスだが受け止められてホーン。
上になっていた時間の長さでケイムスか。
2R。メザのローにパンチを合わせてスリップダウンを奪ったケイムス。上に乗るがメザがスイープ。ケイムスはガード。クロスで固めるケイムスに対しこつこつパンチのメザ。ブーイングが大きくなりブレイク。スタンドでケイムスのパンチがヒット。タックルに入ると両足をたたんで担ぎ上げてテイクダウン成功。ハーフからマウントへ！亀になるメザ。バックマウントからチョークを狙うがメザディフェンス。またマウントに戻る。残り1分。ブリッジしたメザだがまた亀になりバックマウント。しかし腰を浮かせて前に落とそうとする。ケイムスは自分からバックマウントを解除してスタンドに。残り時間がなくホーン。
2Rもケイムスだがダメージはほとんど与えていない。
3R。ミドルをキャッチされ簡単に押し倒されるメザ。ポイントでリードされている割にあっさりと上を取られた。ケイムスすんなりマウントに。べったり押さえこんで固める。メザまた亀に。腰を浮かせて前に落とそうとするがケイムスはバックマウントをキープしてチョーク狙い。パームトゥパームチョーク。外したメザだがまたマウントを取られる。またブリッジで返そうとするメザ。今度は上になった。細かいパウンドからバックを狙う。しかし反転したケイムスがまたマウントに。バックからチョークを狙ったところでタイムアップ。
3Rもケイムス。
判定30-27、29-28、29-28の3-0でケイムス勝利。1Rはメザだったか？
今回はポジショニングで上回ったケイムス。後半はメザがあっさりとマウントを許しすぎの気もしたが。しかし上になっても押え込みだけだった。もう少しパウンドで削ってからなら極められたかもしれない。
