ライト級。
元シュートボクセの柔術コーチ・クリスチアーノ・マルセロは日本大会で徳留に敗れて以来の試合。しばらく試合が組まれていなかったのでリリースされたのかと思っていた。しかし36歳でUFC1勝2敗と、リリースの危機にあることは変わりない。
プロクターはTUF15に参加し、フィナーレ大会で勝利したものの、2戦目はラムジー・ニジェムに判定負け。その後、怪我での欠場があり約1年2ヶ月振りの試合。
前回に続き6試合連続判定で前座最終試合に。
タックルに入ったマルセロにスタンドギロチンを仕掛けたプロクター。外したマルセロが四つからテイクダウン狙い。シングルに切り替えるとプロクターはまたギロチンへ。しかしテイクダウン成功。ギロチンも抜けた。マルセロパウンド。ガードから三角を狙ったプロクター。外したマルセロ。ハーフに。ヒジで削りつつパスを狙うがスクートに。スクートから足関という柔術家らしからぬムーブ。アキレス。けっこうタイトだったが抜けてスタンド。組み付いたマルセロにまたギロチンを仕掛けたプロクター。これも結構深いが外れた。ホーン。
1Rはマルセロ。
2R。シングルレッグを狙ったマルセロだが倒せず。またシングル。倒せない。金網に押し込むマルセロだがプロクターが体を入れ替えてラッシュ。プロクター押してる。しかしもう少し手数が欲しい。マルセロは疲れか。手が出ない。ホーン。
2Rはプロクター。会場全体が手数欠乏症になっているのか。観客も元気がなくなってる。
3R。プロクターのパンチを顔面にもらって効いたマルセロ。引き込み気味に下になるが付き合わず立たせるプロクター。打撃でプロクターが押し始める。蹴りをキャッチして倒すが寝技には付き合わない。マルセロは疲れが見える。プロクターのパンチに真っ直ぐ下るマルセロ。ふらついてきた。タックルも切られる。時計をチラ見するマルセロ。残り1分半。プロクター優勢が続く。もう倒せそうだが倒しには行かない。タイムアップ。
3Rはプロクター。大ブーイング。他の試合に比べれば面白かったとは思うが…。
判定29-28×2、30-27でプロクター勝利。2大会続けて前座全試合が判定決着。
