格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN36:第10試合・エリック・シウバ vs. 佐藤豪則

ウェルター級。
もともとUFCデビュー戦のネイト・ローハンと対戦予定だったエリック・シウバだが、ローハン欠場で佐藤に出場のチャンスが回ってきた。勝っているイメージのあるシウバだが、意外にも戦績は3勝3敗の五分でランキングには入っていない。うち1敗はカーロ・プラター戦でのマリオ・ヤマサキの誤審も含まれているが。前回はキム・ドンヒョン相手に終始アグレッシブで打撃を打ち込んでいき、優勢に試合を進めていたが、最後にドンヒョンのパンチを貰い逆転KO負け。アグレッシブが裏目に出た。
佐藤はしぶとく組み付いてテイクダウンから試合をコントロールし判定勝ちをものにするスタイルだったが、最近は一本勝ちも増えてきている。しかしシウバはチャーリー・ブレネマンやジェイソン・ハイといったグラップラー相手にはタックルを切っての打撃で圧倒しており、打撃勝負を避けて組み付いてくる相手は大好物。事前のオッズも大差がついている。同門の白井は海外で苦戦しているが、佐藤の海外初戦はどうか。
佐藤のセコンドには長南と中村カズ。エリック・シウバのセコンドにはイズマイウ見当たらず。
真騎士に続き本日2人目のパンクラス王者登場。そして佐藤は現王者。
ミドルを入れたシウバ。ボディにもらって一発で効かされた佐藤。前に出てきたシウバにシングルレッグに入るが、片足で堪えたシウバがパウンド連打。片足を離さずパンチを貰いまくる佐藤。レフェリーストップ。
グラップラーがエリック・シウバに負ける時のパターンそのまま。最初のミドルがもう効いてて、その後のシングルで一瞬倒したが押さえ込むまでには到らなかった。