格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN36:ボーナス発表/総評

  • ファイト・オブ・ザ・ナイト:LYOTO vs. ゲガール・ムサシ
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:エリック・シウバ
  • パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:チャールズ・オリヴェイラ

新設定のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトはどういう授賞基準になるかと思ったが、今回はKOと一本決着が1つずつで、結局今までのKO・オブ・ザ・ナイト&サブミッション・オブ・ザ・ナイトの受賞者と変わらず。一本決着でもそれよりいい判定勝利があれば受賞したのかもしれないが、今回は凡戦ばかりでそういったこともなかった。
前座では判定祭りに。それも3Rに入って露骨に逃げ出す選手が多かった。今回に限っては新ボーナス制度の効果なし。つまらない試合が増えたのは、単純にレベルの低下によって招かれただけの気もする。ほぼ毎月ペースでブラジル大会が開かれる結果、ブラジリアンの契約も必要以上に増えている気がする。
セミとメインはともにミドル級上位ランカーが勝利。どちらのタイトル挑戦が見たいかと言われると、幻想がある分LYOTOの方。ジャカレイは仮想ワイドマンで別のレスラー(ムニョスとか)との対戦を挟んでもいいかもしれない。まあ次挑戦する時に王者がワイドマンとは限らないが。
佐藤豪則は完敗。セコンドの長南によれば、最初のミドルで肋骨を折られていたとのこと。準備期間や戦略という以前に実力が違いすぎたし、相性も最悪だった。次はアジアで同じ1戦1敗レベルの相手との対戦が組まれるといいのだが。