格闘技徒然草

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★UFC170:第3試合・ザック・マコウスキー vs. ジョシュ・サンポ

フライ級。
ランキング10位のマコウスキー。昨年12月のUFCデビュー戦で、いきなりバンタム級ランカーのヨルゲンセンに判定勝ち。D-1レスラーで、組みでも打撃でもヨルゲンセンと互角に渡り合った。
ジョシュ・サンポも昨年12月にUFCデビュー。計量では1.5ポンドオーバーだったものの、ライアン・ベノイ相手にテイクダウンから何度もマウントを取りパウンドからRNCで完勝。
スピーディーなシングルレッグでテイクダウンを奪ったマコウスキー。サンポはラバーガードで固定する。外れてフルガードに。マコウスキーは立ってパウンドを落とす。立とうとしたサンポにさらにシングル。サンポはオモプラッタを狙ったが外れてまたガード。また立ったマコウスキー。サンポは隙を見て立ち上がり脱出。スタンドへ。打撃戦はほぼ五分。1R終了。
特に差がないので、上になっていた時間が長かったマコウスキーのラウンドか。
2R。前に出てきたサンポのボディにテンカオを当てたマコウスキー。またシングルを狙ったがこれはかわした。しかし2回目のトライでテイクダウン成功。サンポがシットガードで下から仕掛けを狙うと離れて立たせる。打撃戦からまたタックルに入る。今度は胴タックルでテイクダウン成功。レスリング力の差は明らか。しかしサンポの柔術の前にやや攻めあぐねている。パスを狙ったがその瞬間に立とうとするサンポ。がぶりになったが立った。飛び込んでボディアッパーを打ち込んだマコウスキーだがサンポもパンチを返す。マコウスキー左ハイ。じわじわ出るサンポだがまたマコウスキーのシングルで倒される。下からキムラ。腕十字に移行しようとしたが防がれている。ホーン。
2Rもマコウスキー。グラウンドで上を取られてもそこから攻めさせないサンポだが、テイクダウンを取られすぎているので印象が悪い。
一本を取るしかないマコウスキー。前に出ていくとパンチでスリップダウンを奪い初めて上に。金網を使って立とうとするマコウスキーの両足をすくって立たせない。寝かせたままパウンドを落としていくが、何度目かのトライで立ったマコウスキー。打撃戦へ。パンチにシングルを合わせたマコウスキー。簡単にテイクダウン。パスを狙うがさせないサンポ。下からヒジ。残り1分。押さえつけてパンチを入れていくマコウスキーだが判定逃げ切り狙い。サンポ立ったが10秒を切ってる。ホーン。
3Rはサンポでいいかもしれないが……。
判定30-27×2、29-28でマコウスキーがUFC2連勝。3Rも後半の攻めを取ってマコウスキーに入れたジャッジが2名。
テイクダウンを何度も奪っての勝利。しかしグラウンドではサンポの下からの仕掛けで仕留め切れなかった。健闘したサンポだがあれだけテイクダウンを取られてしまうと厳しい。