格闘技徒然草

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★UFC170:メインイベント・ロンダ・ラウジー vs. サラ・マクマン

女子バンタム級タイトルマッチ5分5R。
ロンダは2008年、21歳の時に北京オリンピックに出場。70kg級で銅メダルを獲得し、アメリカ初のオリンピック女子柔道メダリストとなる。北京の翌年に22歳で柔道を引退しMMA転向。プロデビューは2011年3月で、まだキャリアは3年に満たない。
デビューから7戦連続で1R腕十字による一本勝ち。前回のミーシャ・テイト戦で初めて1R終了のホーンを聞いたものの、3Rやはり腕十字で勝利している。現在27歳。
対するマクマンは2004年のアテネオリンピックで、レスリング女子フリースタイル63kg級に出場。決勝で伊調馨に敗れたが銀メダルを獲得。その後もレスリングを続けながら、2009年からはサブミッションレスリングの大会にも出場。ADCC北米チャンピオンシップで準優勝している。
ロンダにやや遅れて2011年5月にプロデビュー。当初はStrikeforceに参戦すると発表されていたが、契約問題で実現せず。Invicta FCを経てUFCと契約し、昨年4月にデビュー戦を1RTKO勝利で飾っている。現在33歳で総合戦績7戦全勝。
睨みつけるロンダに対し、目をそらして受け流すマクマン。
打撃戦。両者フックを振り回す。マクマンのパンチがヒット。ロンダが組みに来るのを引き剥がす。四つで押し込んだロンダ。押し込みながらパンチを打ち込む。ヒジ!ボディに膝が入って嫌倒れしたマクマン。それを見てハーブ・ディーンがまたしても早めのストップ。
マクマンが立とうとしていた時のストップだったが、リプレイで見たら止められるのは仕方ないか。
テイクダウンは防いでいたマクマンだが、押し込まれて打撃を打たれて逃げ出せず。あのまま続いていたとしてもロンダの勝利は動かなかった気がする。マクマンがタックルからテイクダウンに行っていたらどうだっただろうか。