格闘技徒然草

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★TUF NATIONS FINALE:第1試合・ミッチ・ギャグノン vs. ティム・ゴーマン

バンタム級
地元カナダ要因のギャグノンだが、前回はダスティン・キムラにMMA初黒星をつけている。しかし、キムラが第5試合なのに対し、ギャグノンは第1試合という扱い。首系サブミッションが得意で、10勝すべてがチョーク(ギロチン含む)でのタップアウト勝ち。
ゴーマンはUFCデビュー戦。総合戦績は8勝2敗。バックボーンはレスリングで、3度の州王者の経験がある。
ヒット&アウェイでジャブを打ち込んでいくゴーマン。一発入ってちょっとよろけたギャグノンだが持ち直した。ギャグノンの左ボディが入り体をくの字に曲げるゴーマン。そこに組み付いたギャグノン。得意のギロチンへ。浅いか。足でボディをロックしていない。そのまま首にプレッシャーを掛ける。ギロチンというよりネックロック気味。あきらめたギャグノン。離れた。また左ボディを打ち込む。ボクシングもうまい。左ミドル&ハイ。ゴーマンシングルへ。切りきれないギャグノン。ゴーマンがバックを取る。振りほどいてまた打撃戦。ホーン。
1Rはギャグノン。ギロチンでスタミナを使ったかと思ったがそうでもないか。
2R。積極的に打撃を打ち込むギャグノン。またボディ。ゴーマンはシングルレッグ。ケージで堪えるギャグノン。そしてまたギロチン。一瞬入りかけたがテイクダウンして防ぐゴーマン。すぐ立ったギャグノン。もう一度テイクダウンに来たゴーマンの背中にヒジを落とす。そしてまたギロチン。ゴーマンきつくなったのか引き込み。ガードから後転して立つ。左右のフックを振り回すが、ギャグノンの膝を貰う。またシングルへ。ギャグノン背中にヒジ。膠着ブレイク。疲れているゴーマン。タックルを受け止めたギャグノンはギロチン。引き込んで胴締めギロチンへ。しかし首が抜ける。三角→腕十字に移行したが抜かれた。ゴーマンのハーフだが時間がない。ホーン。
2Rもギャグノン。そろそろ仕留められそうな展開。
3R。ギャグノンが押し込むとゴーマン後ろに倒れてガードに。レスラーが背中を付けるようだから相当疲れている。なんとか立ってまたケージ押し込みつつテイクダウン狙い。離れた。ギャグノンがパンチで攻め込む。組んできたところにまたギロ。決まらず離れる。ギャグノンパンチ・膝。もう打撃でKOできそうなのだが、こだわりがあるのか組みに行く。しかしブレイク。ボディが相当効いてるゴーマン。ギャグノンダブルレッグでテイクダウン。インサイドからヒジ。ゴーマンは下から三角狙い。時間がない。ギャグノンも一本を狙いには行かない。タイムアップ。
三者フルマークでギャグノン勝利。
力の差は明らかだったが、ギロチンにこだわりすぎの感も。普通に打撃で畳み掛けていたら勝てていた気がした。