格闘技徒然草

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★UFN41:第6試合・ニック・ハイン vs. ドリュー・ドーバー

ライト級。
ドーバーは昨年12月にUFCデビュー。ショーン・スペンサーと対戦し、何度もタックルを仕掛けるがケージディフェンスの前に倒せないという展開を延々と続けてジャッジ3者フルマークの完敗。
地元ドイツのニック・ハインはUFC初参戦。MMA10勝1敗で、戦績のほとんどがヨーロッパでのもの。Tシャツには柔道と書いてある。元はドイツのエリート柔道家で国際選手権で優勝経験もある。
アマボクシングの経験もあるらしいハイン。けっこういいパンチを打ち込んでいる。ドーバー右眉尻をカット。プレッシャーをかけるのはドーバー。左フックがヒットしハインちょっとぐらつく。しかし胴タックルから即足払いでテイクダウン。ハーフ。パウンドを打ちながら残った足を抜きに行く。ハイン立った。ドーバータックル。止めた。ハイン外掛けテイクダウン。四つからのテイクダウンがうまい。ドーバーはガード。下からヒジ。ホーン。
1Rはハイン。初参戦だが、地元の人気だけで契約したわけではないようだ。
2R。組み付いたハイン。ダブルアンダーフック。ドーバーはケージによりかかってテイクダウンを防ぐ。ハイン離れた。パンチを打ち込むハイン。ほぼパンチオンリーのハインに対し、キックや膝をまじえるドーバー。ハイン両手刈り。ケージで耐えるドーバーのバックに回る。両足をフックして背中に乗る。自ら倒れこむと反転して上を取り返したドーバー。残り1分。ハーフからヒジ。上をキープして削っていく。ホーン。
2Rはドーバーか。バックキープの時間の長さでハインかもしれないが。
3R。近い間合いでのパンチの打ち合い。ドーバータックル。受け止めたハイン。ドーバーの傷口が広がり、ハインの体が返り血で真っ赤に。押し込んでいるドーバーだが倒せず引き剥がされる。ドーバーガンガン攻めてくる。ハインは下がりつつカウンター狙い。フックの振り回し合い。組んで押し込んだドーバーだがまた倒せず。血が止まらず顔面真っ赤。残り1分。ハインの左がヒットする。ドーバー、血でパンチが見えてない?客を煽るドーバーだが煽っている間に時間が過ぎて攻撃する間もなくタイムアップ。勝利をアピールするが…。
30-27、29-28×2でハインUFCデビュー戦勝利。
勝ったハインは観客とコール&レスポンス。