ライト級。
元はトゥルジーロ vs. ボビー・グリーンだったのが、グリーンが別大会のジョシュ・トムソン戦に抜擢されピアソンに変更。その後トゥルジーロが欠場してメイナードに変更になり、元のカードは影も形もなくなった。
D-1オールアメリカン3度のエリートレスラー・メイナードはUFCの9勝のうち8つが判定。手堅いスタイルだったが、ここ2戦は1RKO負けが続いている。エドガーにKO負けで総合初黒星を喫してから、やや打たれ弱くなった感がある。ランキング12位。
ピアソンはTUF9ウィナーとなった後、しばらく中堅に低迷。フェザー転向を経てライトに戻すと、同じく実力中堅クラスだが知名度はあるという相手と半分レジェンド枠の試合が組まれるようになったが、4戦して2勝1敗1NCと好調。唯一敗れたディエゴ・サンチェス戦も明らかなホームタウン・デジションだった。
ガードを下げた構えのメイナード。打たれ弱いのにどうかと思うが、左右のパンチを打ち込んでいく。ピアソンの左ハイはガードの上。パンチで出るとメイナードは頭を振ってかわす。メイナードタックル。バックに回る。正対した。メイナードはクリンチしたままボディに強烈なパンチを入れる。離れた。メイナードまたタックル。テイクダウン。しかし立たれた。ピアソンが首相撲から膝。引き剥がした。ホーン。
1Rはメイナード。圧倒はしていないが手堅い展開。
2R。メイナードがタックルから押し込む。差し返したピアソン。離れて打撃戦。メイナードが前に出る瞬間にピアソンの右が顔面を捕らえて効いたメイナード！ピアソン出て行ってパンチを打ち込むとメイナードダウン！パウンド。KO。
メイナード3試合連続KO負け。切ない。
