格闘技徒然草

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★UFN52:中井りん、判定に納得行かず提訴へ

http://www.daily.co.jp/newsflash/ring/2014/09/20/1p_0007348731.shtml

中井は判定に不服な表情でインタビュールームに登場。「負けてないと思う。むしろ勝っていたと思う。判定に納得いかないので提訴したい。バックマウントを2回取って、チョーク(スリーパー)にも2回入った。テイクダウンも取って、アグレッシブに攻めた。負けてない。納得いってない」と思いをはき出した。

 再戦希望について聞かれると、指導する宇佐美文雄氏が「納得いかない判定をされるなら、(UFCで)2度と試合をしたくない」と代弁した

オフィシャルのファイトスタッツだと、1,2Rともに打撃の手数・有効打で圧倒されていて、チョークについても技の体勢に入っておらずサブミッション・アテンプトとしてはカウントされていない。
メディアスコアでも9人中7人がフルマーク、残りの2人も29-28でテイト勝利を支持。
http://mmadecisions.com/decision/5521/Miesha-Tate-vs-Rin-Nakai
これで判定がおかしいと思うのなら、まずUFCの採点方法を一から勉強し直した方がいいと思う。
そもそもUFCで判定が覆った例というのはほぼ聞いたことがない(ジャッジの集計ミスくらい)。提訴の仕組みも州ごとのコミッションで変わってくるのかもしれないが、コミッション管轄外の日本大会でどうするのか不明。
他の試合のメディアスコアは、第3試合のギョンホ vs. 田中が、12人中8人がギョンホ(うち2人はフルマーク)、残り4人が田中と割れている。第8試合のウォルシュ vs. ストラッサーは、10人の記者全員がウォルシュ勝利を支持。28-29が6人、27-29が4人で、今年のUFCの判定の中でも最も酷い判定になってしまった。