フェザー級。
26歳のアランテスはUFC7戦目ですべてがブラジル大会。UFC戦績は3勝2敗1分け。ムエタイ黒帯＋柔術茶帯で、前回は真騎士相手に互角の攻防の末判定勝ち。
アルファメールのフィリは長いリーチからの変則的なパンチが武器だがガードが甘く、前回はマックス・ホロウェイ相手に打撃で優位に立てずにタックルを狙ったもののギロチンに捕まって一本負け。
いきなり積極的に打ち合う両者。フィリがダブルアンダーフックで組み付くとテイクダウン。三角を狙ったアランテスだが外してパウンドを落とすフィリ。スクートから飛び込んだフィリだがアランテスがタックルでテイクダウン。一気にマウント！強烈なヒジ！フィリの額が割れる。フィリはローリングして上を取り返す。パウンド。パス成功。しかしアランテス立って離れる。フィリがパンチで攻め込む。押され気味のアランテス。首相撲から膝連打のフィリ。アランテスのミドルをキャッチしてまたテイクダウン。ホーン。
1Rは打撃のヒットでフィリ。
2Rも先手を取ったのはフィリ。アランテスタックルに。テイクダウン。ケージを蹴って上を取り返したフィリ。ヒジ。ハーフガードからヒールを狙い、フィリが足を抜いて逃げようとしたところで上を取り返したアランテス。フィリ三角。しかし入らないと見て蹴り離す。その蹴りが首のあたりに当ったが目を押さえて倒れるアランテス。反則ということでインターバルが取られるが、当たった位置は微妙…。少なくともアランテスが押さえている位置とは違う。再開。フィリテイクダウンを奪うがすぐに入れ替えてアランテスが上を取る。また三角狙い。読まれている。今度はしっかりボディを蹴って距離を作り立ったフィリ。タックルでまたテイクダウン。ヒジ。アランテスの三角をクリアしてパウンド。ホーン。
2Rも上になっていた時間の長さでフィリ。
3R。四つになりテイクダウンを狙ったフィリ。投げを堪えたアランテスが飛びつきギロチン。しかし首を抜かれて下に。フィリがパスしてサイド。亀になったアランテスにペルヴィアン・ネクタイを狙うがスッポ抜けて下に。また蹴り離して立つフィリ。フィリまたタックル。しかし切られた。アランテスが逆にテイクダウン。両者疲れている。フィリ下から三角。腕十字に切り替え。オモプラッタになるがアランテスは後ろ向きマウントで防ぐ。アランテスが立った所でまたタックルに入りテイクダウン。フィリ上のままホーン。
三者29-28でフィリ勝利。3Rのみアランテスか。※追記：ジャッジによって1Rをとったか3Rをとったかで割れている模様。
今日はテイクダウンからの攻めで勝ったフィリだが、せっかく上をとってもキープが甘く簡単に下になってしまうことが多かったのがもったいなかった。
