ウェルター級。
ブラジル人対決。今週に入ってパウエル・パウレックが負傷欠場し、地元のジョルジ・デ・オリヴェイラがUFCと契約して初登場。オリヴェイラはルタ紫帯。キックではパンナム王者、南アメリカ王者など数々のタイトルを持っている。MMA7戦全勝で全KO勝ち。すでに34歳と若くない。
リマはTUF19ファイナリスト。TUFでは決勝まで一本勝ちで勝ち上がったが、決勝ではエディ・ゴードンにKO負け。TUFでは本来より上のミドル級で戦っていたが、今回からはウェルターに戻している。MMA9勝2敗の25歳。
前座で組まれていたカードだが、セミの消滅でメインカード昇格。
オリヴェイラが本来ライト級の選手ということで体格差がある。打撃戦。リマのジャブがヒット。打撃が交錯。オリヴェイラのパンチがヒットしちょっとふらついたリマ。組み付いて凌ぐリマ。押し込んでテイクダウンを狙うがケージで耐えるオリヴェイラ。しかしテイクダウン。サイドを取ったリマ。ハーフに戻したオリヴェイラは潜りを狙ったが、リマがマウントに。肩固めを狙うが外れるとパウンド・ヒジ。また肩固めを狙う。残り30秒。ディフェンスするオリヴェイラを見て離したリマが鉄槌。立ち上がろうとするオリヴェイラだがまだ膝をついているところでリマが顔面に膝。反則だがダメージはなく再開。ホーン。
1Rはリマ。
2R。リマタックル。簡単にテイクダウン。パスしてマウント！ラッシュ！ケージを使って立とうとしたオリヴェイラだがリマがまた寝かせてマウント。上からオリヴェイラの腕を固定して殴る。外したオリヴェイラだがリマ今度はアメリカーナ。これは決まらないと見て殴りに切り替え。ケージを蹴るオリヴェイラだが脱出できない。立とうとしたところを殴られる。リマバックに回りチョーク。足が絡んでおらずギリギリで脱出したオリヴェイラ。立った。残り1分。リマ攻め疲れ。オリヴェイラがパンチで攻め込むがまたタックルで下に。マウントからパウンド。ホーン。
2Rもリマ。
3R。スタンドで大外刈りのように足をかけて倒したリマ。簡単に倒されたオリヴェイラだが立った。リマの抑える力も弱っているか。またテイクダウンを狙ったが倒せず離れる。KOするしかないオリヴェイラだが、疲れもあり手数が少ない。オリヴェイラも無理をせず見合い。タックルに。抱え上げてテイクダウン。パウンド。ハーフからヒジ。バックを狙ったが股下から逃げられた。残り1分。またテイクダウンしたリマがパウンドを打ち込むが、KOする力はない。ホーン。
判定30-27×3でリマ勝利。
メインカードになってから盛り上がりに欠けているが、正直他のイベントなら第1〜2試合に出てくるレベルの選手なので仕方ない部分も。
