フェザー級。
日沖から初めてタップを奪ったグラップラーのオリヴェイラは、わずか0.5ポンドではあるがUFC2度目の計量失敗。前回オーバーした時にはカブ・スワンソンにKO負け。
スティーブンスはフェザー級転向以来3連勝中だったが、前回はカブ・スワンソンとメインで対戦し、判定負けしている。これがUFC20戦目となるベテラン。23勝中15KOを誇るハードパンチャー。
パンチからいきなり組み付いたオリヴェイラ。引き込み気味に下に。オーバーフックで抱えた腕を腕十字に。スティーブンス持ち上げてスラム！小手に巻いた腕をアメリカーナのように極めようとしているオリヴェイラ。必死にクラッチしているスティーブンス。腕十字へ。また持ち上げた。肘を伸ばす。苦しそうなスティーブンスだが我慢している。若干浅いか。諦めてガードに戻すオリヴェイラ。パウンドを落とすスティーブンス。オリヴェイラは下からヒジ。立って離れたスティーブンスだが、オリヴェイラはすぐタックルに。押し込んで膝。離れたスティーブンス。オリヴェイラ出て行く。バックブロー。スティーブンスちょっと見過ぎ。スタンドではスティーブンスのはずだが、手数が少ない。ホーン。
1Rはオリヴェイラ。
2R。どんどん出てくるオリヴェイラ。距離が詰まるとタックル。スティーブンス、金網際で耐えてヒジを側頭部に入れるがテイクダウンされる。バックに回った。チョーク狙いから腕十字に切り替え。鉄槌を落としながらクラッチを切りに行く。切れた！しかしタップせず脱出！ガードを取るオリヴェイラ。スクートに。立った。すぐ距離を詰めたオリヴェイラは組むとがぶりから膝を入れる。後方回転してギロチン。抜けたが上になる。残り1分。バックマウントからチョーク。また腕十字への連携。ヒジを抜いたスティーブンス。パウンド！ホーン。
2Rもオリヴェイラ。
3R。ダブルレッグで突っ込んだが切られると引きこむオリヴェイラ。スティーブンスは付き合わずスクート。またタックル。スティーブンスはキムラに捕らえるが、オリヴェイラが上を取る。反転して上になったスティーブンスは立ち上がりスタンド要求。スピニングバックキックを見せたオリヴェイラ。またタックル。切られた。引き込み。上下でお互いが来いよと言い合う懐かしの展開。結局ブレイク。オリヴェイラまたタックルだが今度はテイクダウン。足をたたんで乗る。そこからダース狙い。察知して離れるスティーブンス。オリヴェイラ追いかけるが離れると引き込み。ブーイングが飛ぶ。スタンドへ。組み付くとスティーブンスがダブルアンダーフック。引き込んだオリヴェイラ。スティーブンスパウンド。ヒジ。足を使って防いでいるオリヴェイラ。脱出したところでホーン。
判定30-27、29-28×2でオリヴェイラ勝利。スティーブンスが直前まで勝利アピールしていたし、観客からはブーイング。3Rはスティーブンスでもいいと思ったが、1,2Rはどう考えたってオリヴェイラだし、2Rは10-8あってもいいくらい。体重オーバーと3Rはちょっと頂けなかったが、1,2Rはグラウンドでスティーブンスを翻弄し、スタンドでも優勢。オリヴェイラはさらに上位との対戦が期待できる。
